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10/19/2023, 11:23:32 PM

「なんで私に彼氏ができないと思う?」

なんて聞いてくるこの女は俺の幼馴染だ。

クラスは違うのに毎日昇降口のところで

待ち伏せされているため今日も一緒に帰っている。

「ねぇ聞いてる?」

彼氏できないのはなんでか問題は

もう聞き飽きた。

「知らん知らん。魅力が足りないんじゃない?」

なんて声をかけて

いつも通り体育館を見る幼馴染を待つ。

あまり知らないが綺麗な女子が居るらしい。

今日は体育館の中に入って見るみたいなので

俺も着いていくことにした。

綺麗な彼女が幼馴染の前をすれ違った時

「いつもありがとう。見てくれて。」

なんて声をかけてくれた。

幼馴染は特別なファンサもらっちゃった。と

感動していたようで

帰り道は綺麗な女子の魅力を

興奮気味に語っていた。

「あの子みたいに絶対なるわ!!」

なんて言っていたけど

きっと3日も経たずに終わってしまうだろう

明日はどんな話が聞けるのか

俺の帰り道は毎日楽しみになっている。





─────『すれ違い』

10/18/2023, 11:18:11 PM

少し冷たい風が頬を撫でる

「もう秋かぁ」

今日はよく空が澄んでいて

秋晴れのいい天気だった。

今日は散歩をしようかな。

日に当たり

暑すぎず寒すぎず

ちょうどいい気温で

そこだけが時間がゆっくり進んでいるようだった。





─────『秋晴れ』

10/17/2023, 11:18:49 PM

忘れたくても忘れられないあの日の出来事

私あの時好きな人が居て

友達が気を利かせて

遊園地に行くことになった。

彼に可愛く見られたくて

なれないヒール履いたから

靴擦れしちゃって

こんな失敗忘れたくなったの。

でも彼がそばに居てくれて

ジェットコースター乗ってくるって

みんながいなくなった時

彼が告白してくれた。

嬉しくて

忘れられない思い出になった。

でももうあんな失敗はしない。

次は2人で遊園地に行こう





─────『忘れたくても忘れられない』

10/16/2023, 11:18:32 PM

絶対に入っては行けない森がここにはあった。

もし入ってしまったら

木々が侵入した人を襲って二度と戻れないとか

得体の知れない怪物が森に入った者を食べてしまうとか

噂は沢山あった。

けど所詮子供騙し。

そう思い僕たちは4人で森に向かうことにした。


やっぱり森は静かで平和だった。

僕たち4人は安心して油断した。

やわらかな光に誘われて

僕たちは森の奥へと進んで行った。

気づいた時にはもう日が落ちてきていて

引き返そうとした。

でももう遅かった。

僕たち4人は帰り方なんて覚えていなかった。

あぁ、これからどうなってしまうのだろうか





─────『やわらかな光』

10/15/2023, 11:11:34 PM

わたしが何かを意見する度

鋭い眼差しを向ける人が居る

ただ鋭い眼差しを向けるだけで

他にはなんの変化もないんだけど

ただいつも鋭い眼差しを向けられるわけで

わたしの心臓はバクバクと音を立てて動いているようで

わたしはそのドキドキが怖くて仕方ない。

人間いつかそんなもの慣れてしまうと聞くけれど

いつになっても慣れる様子がなくて困っている。

鋭い眼差しを耐えた先に何が待っているのか。

そんな事も気になってしまう

わたしがいるから困っている





─────『鋭い眼差し』

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