Na

Open App
7/11/2023, 11:19:35 PM

「あぁめっちゃカッコイイ」

また言ってる。

「先輩好きな人いるらしいよ」

「えっホント?どこ情報?」

「多分ホント。先輩の友だちから聞いた。」

「マジかぁ」

もう立ち上がれないー

なんて言ってる

友だちをどうにかしてあげたいと思いながら

気分転換に遊ぶことを提案した。

彼女は1つ上の先輩に恋してる

私は彼女とは

ほぼ一緒の行動をして2人でひとつ的な感じ

早く彼女と先輩が付き合うことを願ってる。

その夜私の方に1件のLINEがきた。

彼女が好きな先輩からだった。

『女子ってどこ行くと楽しいってなる?』

以前彼女が行きたいと言っていた所を伝えた。

きっと私に聞くって事は彼女を誘うってことだから

上手くいくことを願って





─────『1件のLINE』

7/10/2023, 11:04:18 PM

僕は何かを探していた。

背の高い木々に囲まれたここで何かを

今が何時かも何日なのかもわかっていない。

それなのに必死に探していたんだ。

水分も取らずにただ走り続けた。

僕は倒れた

ご飯も水分も取ろうとせずに走っていたから。

目が覚めると動物がいた。

寝ているようだった。

起こすと悪いから僕はもう一度目を閉じた。





─────『目が覚めると』

7/9/2023, 11:27:03 PM

「今回のテストは1位じゃないのね」

落胆した声と表情で私にプレッシャーを与えてくる

「ごめんなさい、次は取るから。」

「次は取る?
当たり前のこと言わないで私の子なんだから」

今回の順位は2位

私は勉強が好きなわけじゃない

ましては覚えが良い訳でもなかった。

だからこそ私は毎日空き時間も勉強

起きてから寝るまでずっと勉強する

これが私の当たり前

友達と遊ぶなんてありえない

話す時間や遊ぶ時間があったら

勉強、勉強

辛いなんて気持ちどっか置いてきた

勉強するのが私の当たり前





─────『私の当たり前』

7/8/2023, 11:49:37 PM

街の暗さが気持ちまで暗くしてしまいそうで

苦しかった。

街の明かりが私の足元を照らした。

その明かりが気持ちを明るくさせた。

でも私明るいのも嫌になってる。

その明かりで影が濃くなって

闇は深くなってしまうから。

街の明かりで私をいつまでも照らして





─────『街の明かり』

7/7/2023, 10:57:06 PM

夜空に橋がかかる時

織姫と彦星が出会える日

私たちは願い事をする

叶わなくても構わない

でも叶うといいな

そう願って

笹に短冊を書いて

七夕の夜

私たちの願い事はきっと

織姫と彦星を繋ぐ

星になる





─────『七夕』

Next