僕は何かを探していた。背の高い木々に囲まれたここで何かを今が何時かも何日なのかもわかっていない。それなのに必死に探していたんだ。水分も取らずにただ走り続けた。僕は倒れたご飯も水分も取ろうとせずに走っていたから。目が覚めると動物がいた。寝ているようだった。起こすと悪いから僕はもう一度目を閉じた。─────『目が覚めると』
7/10/2023, 11:04:18 PM