ずっと1人で良いと思ってた。
あの日から俺の日常は変わっていった。
「おはよう」
そう声をかけてくれたのは君だった。
最初はイタズラだと思ってた。
こんな俺に話しかけてくる人なんて居なかったから
「おはよう」
そう返すと君は嬉しそうに笑って
話しかけてくれるようになった
最初はただのクラスメートだった
いつからか君は俺にとって
特別な存在になっていた
俺も君にとって特別な存在にいつかなれると良いな
─────『特別な存在』
あの時は楽しかったなぁ
くだらない話をして笑いあって
お互いがふざけあって
ほんとバカみたいなこと沢山やった。
私は君と“もしも”の話をするのが好きだった。
今はまだ叶わない未来の話
こうだったらいいなぁって事を
2人で話す
その空間が大好きだった。
あの時しか出来なかった
バカみたいなこと
今もバカみたいに遊んでいたい
私はいつまでたっても変わらない
私はどんな時も楽しんでいきたいと思う
─────『バカみたい』
前まではなんにも思わなかった
お前と2人だけの空間に。
ほぼひとりと変わらなかったから。
俺とお前は仲がいいなんて程遠いほど
お互いがお互いを理解しようとしていなかった。
ちゃんとお互い友達も居るが
浅い会話しかしない
そんなの友達って言えるのか?
俺もお前も本当は一人ぼっちなのかもな。
新鮮な空気を吸うため外に出た。
「「はぁ」」
俺もお前もため息シンクロって仲良いんじゃね?
あの日からお前は俺にやたらと話しかけてくる。
「一人ぼっち同士仲良くしてみない?」
「は?」
「これで二人ぼっちだね」
何言ってんのこいつ
なんて言葉押し殺して俺は黙った。
あいつは俺にここって居心地いいんだよね
そう呟いた時があった。
俺がそう感じ始めてきているのも事実だった。
あいつは俺を慕ってくれてるのか?
突然あいつは居なくなった。
居なくなるなら最初から知らなければ良かったのに
二人でいる楽しさ,居心地の良さなんて
結局一人になるなら
知らなければ良かったのに...
お前はどこにも行かないと思ってた。
俺はまた1人
ずっとあいつを待っているから
二人ぼっち
─────『二人ぼっち』
夢が醒める前に
あなたに夢で出会いたい
目を開けたらきっと
彼は目の前にいるはずだけど
大好きなあなたに夢で出会えるって
素敵だと思わない?
夢が醒める前にあなたを人目見て行きたい
─────『夢が醒める前に』
朝起きた時からあなたに会えることを想像して
胸が高鳴る
着替える時もあなたに可愛いって言って貰えるように
精いっぱいお洒落しなきゃ
あなたに可愛いって言われたらきっと
真っ赤に顔が染っていくんだろうな
あぁ待ち合わせ時間まで全然まだまだなのに
すぐあなたに逢いたくてたまらない
何でなんだろう?
恋って楽しいね。
─────『胸が高鳴る』