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2/1/2023, 9:18:17 PM

私はブランコ競走が好きだった。

誰よりも高く漕いで風を感じるの。

少し高くなりすぎて怖くなったこともあったけど

それも含め私には楽しいとっても大好きな遊具だった。

でもみんなは鬼ごっこばっかりやろうとする。

私は足が遅いから鬼ごっこは嫌いだった。

だって捕まえられなきゃつまらないし

必死に頑張っても捕まえられなかったし

バリアとか使ってくるんだもん。

でも彼は私の扱いをこの頃から分かってたみたい。

「終わったら一緒にブランコ乗ろうね」

「うん!」

「俺タッチしていいよ。」

「いいの?」

「うん。いいよ。」

そう言う彼にタッチした。

「頑張って」

彼は笑って走っていった。
彼は足が早いからあっという間に
誰かにタッチして戻ってきた。

「じゃあブランコ乗ろ?」

彼はそう言って私の手を引いた。
好きな人が私の手を触れるなんて
恥ずかしくなって顔は赤かったと思う。

あのころの彼は私の夫となって
私のそばに居てくれる
“ブランコ”
それは私の人生の大きな1ピースになっている





─────『ブランコ』

1/31/2023, 7:37:09 PM

帰路の果てに私たちが目にするものは

なんだろう?

あたたかい光?

冷たくて真っ暗な闇?

“果て”を経験していないから

まだ分からない。

もしわかる時が来たら

その時はあたたかい光が

私たちを待っていたらいいなぁ





─────『帰路の果てに』

1/30/2023, 8:16:20 PM

「おはよう今日も寒いね」

「............」

いつも通り返事のない君。
僕はあの日を忘れない。
君は飲酒運転をした人にひき逃げされたんだ
僕を庇って。

そして君は意識不明の重体となった。

あの日から君は1度も目を覚まさない。

僕はできるだけ毎日彼女の居る病院に足を運んだ。

これは僕を庇ってくれたからじゃなくて

僕が君を好きだから。

病室には僕と彼女と機械だけ

機械音だけが静かに規則正しいく鳴っている。

「ねぇ,早く起きてよ。」

この声も機械音に消されてしまう

君が起きたらまずありがとうを伝える

君が起きたら好きと伝えたい

君が起きたら言葉にできないほど

大きな愛を君に届けたい

君が起きたらごめんねも伝えたい

君が起きたらおかえりも伝えたい

君が起きたら次は俺が守ると伝えたい

あなたに伝えたいこと,届けたいこと沢山あるよ

目を覚まして

僕はいつまでも待つから





─────『あなたに届けたい』

1/29/2023, 9:23:13 PM

この感情が何か知ったのは

あなたがいなくなってからでした。

ずっと隣にいると思ってて油断して居たんだ。

俺を見上げる彼女はもう居ない。

「大きくなったら結婚しようね」

こんな会話をした時から俺は好きだったんだ。

俺は彼女と同じ道を同じペースで歩いてると思ったら

彼女は随分前に居た。

I Love...

君に伝えられなくなったこの言葉

I think of you in my heart
俺は心の中で君を想うよ





─────『I Love...』

1/28/2023, 10:51:46 PM

まだ街へ行かないで

私もあなたも

まだ君だけを見ていたいの。

街に出たら

私とあなたは一緒にいられないの?

あなたは大丈夫って言うけど

私はどこにも言って欲しくないよ。

出来ればずっとここに居よう

少なくとも半日

いや5分とかでもいいから

まだあなただけを見て居たい

街へ行って離れても

きっとあなたを探してしまうから

私がすきになる人はあなたしかいないから

私があなたを探しても怒ったりしないでね。

行ってらっしゃい

気をつけて





─────『街へ』

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