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1/31/2023, 7:37:09 PM

帰路の果てに私たちが目にするものは

なんだろう?

あたたかい光?

冷たくて真っ暗な闇?

“果て”を経験していないから

まだ分からない。

もしわかる時が来たら

その時はあたたかい光が

私たちを待っていたらいいなぁ





─────『帰路の果てに』

1/30/2023, 8:16:20 PM

「おはよう今日も寒いね」

「............」

いつも通り返事のない君。
僕はあの日を忘れない。
君は飲酒運転をした人にひき逃げされたんだ
僕を庇って。

そして君は意識不明の重体となった。

あの日から君は1度も目を覚まさない。

僕はできるだけ毎日彼女の居る病院に足を運んだ。

これは僕を庇ってくれたからじゃなくて

僕が君を好きだから。

病室には僕と彼女と機械だけ

機械音だけが静かに規則正しいく鳴っている。

「ねぇ,早く起きてよ。」

この声も機械音に消されてしまう

君が起きたらまずありがとうを伝える

君が起きたら好きと伝えたい

君が起きたら言葉にできないほど

大きな愛を君に届けたい

君が起きたらごめんねも伝えたい

君が起きたらおかえりも伝えたい

君が起きたら次は俺が守ると伝えたい

あなたに伝えたいこと,届けたいこと沢山あるよ

目を覚まして

僕はいつまでも待つから





─────『あなたに届けたい』

1/29/2023, 9:23:13 PM

この感情が何か知ったのは

あなたがいなくなってからでした。

ずっと隣にいると思ってて油断して居たんだ。

俺を見上げる彼女はもう居ない。

「大きくなったら結婚しようね」

こんな会話をした時から俺は好きだったんだ。

俺は彼女と同じ道を同じペースで歩いてると思ったら

彼女は随分前に居た。

I Love...

君に伝えられなくなったこの言葉

I think of you in my heart
俺は心の中で君を想うよ





─────『I Love...』

1/28/2023, 10:51:46 PM

まだ街へ行かないで

私もあなたも

まだ君だけを見ていたいの。

街に出たら

私とあなたは一緒にいられないの?

あなたは大丈夫って言うけど

私はどこにも言って欲しくないよ。

出来ればずっとここに居よう

少なくとも半日

いや5分とかでもいいから

まだあなただけを見て居たい

街へ行って離れても

きっとあなたを探してしまうから

私がすきになる人はあなたしかいないから

私があなたを探しても怒ったりしないでね。

行ってらっしゃい

気をつけて





─────『街へ』

1/27/2023, 10:55:16 PM

「ねぇ好きだよ」

「あぁ...ありがとう」

「あなたは私と同じ気持ち?」

「同じ気持ちだが付き合えない」

「え?なんで?」

「身分が違うだろ?」

「...そうだね」

ほんとに困ってしまう
俺と彼女は執事と主の関係なのに。


俺は彼女を守ることが仕事

毎日毎日体は鍛えているのに

心は日に日に弱くなっている
彼女に執事以上の気持ちを
持ってしまったからだろうか。

たまに考える。
彼女を守ることが出来なかったら
俺はこの先どうしたらいいのか。

きっと世界には色が無くなるだろう。

そんなことを考えていると俺の名前を呼ぶ彼女がいた。

「ねぇ,街に行きたい。」

「なんで俺と街に行きたかったんですか?」

「最近悲しい顔してるから息抜きに
...迷惑だった?」

「いえ,心配してくれてありがとうございます。」

心が日に日に弱くなっているのは

彼女が俺たちを優しく

ただの駒として使うのではなく

1人の人として見てくれて

誰よりもたくさんの愛を優しさをくれるから。


その代わり俺は
俺の命が尽きるまで彼女を守ることを誓います。





─────『優しさ』

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