高校へ入学し、この風景をみるのも5日目
まだ見なれないこの風景は中々魅力的だ。
電車を乗っていると色々な風景を眺めれる。
最初に葉桜の風景が私を歓迎してくれる。
葉桜になりかけている桜が私はとても好ましい。
桃色の花の中に浅緑色の葉が混ざるのがとても美しいし、大好きな君が葉桜が好きだと言っていたから。
トンネルを抜けた後に出てくる温泉の湯気と
和風の建造物が好ましい。
君が足のケアに足湯に行った後和菓子を一緒に食べたのを忘れられない。
君は今日もきっと走っている。
足が命と同価値の君と見る風景が好きだった。
私のは壊れてしまったからもう見ることの出来ない景色
また君と走りたい
君の美しい走りを見守る事しか出来ない私が憎らしい
君は私が他校のマネージャーになったら笑顔で笑ってくれるかな?
君の美しい走りをみたくなくて他校に行った私が憎らしい
足が壊れたのはきっと君から逃げた神様からの天罰なのだろう。
君から逃げた私が憎らしい
君に恋心を抱いた私が憎らしい
君はどんな顔をして私を見てくるかな。
美しい顔なんだから悲しい顔をせず綺麗な笑顔で笑いかけて欲しいよ。
また君と見慣れた地元の景色で笑い合いたい。
元気かな?
昨日は高校の入学式だった。
大好きだったあの子とも、『もう』会えない。
君は寮に入ったから。
周りは楽しく友達作り。
あぁ尚更君に会いたくなる。
笑顔に笑いかけてくれる君が好きだった。
元気かな?元気だったら良いな。
ずっと好きだったんだ。
ほんとに、好きだった。
今も好きかもしれない。
とうとう言えなかったけど
この気持ちは心の内に収めておこう。
元気に綺麗に走るあなたが好きでした。
周りに流されたくない時1人になる君に触れたかった。
あなたのふわふわの綺麗な髪の毛に触れたかった。
笑いかけてくれる君にこの2文字を言えたら…
私は臆病なので無理でした。
また君と笑い合える日が来ますように。
君を愛していました。
Yes
bye bye...
2月26日2時の作品の前の出来事です。
怖い夢を見た。
いや、正確に言うと昔の夢を見た。
胸が弾けるほど苦しい
ちょっと昔のあの時の事。
君とは幼なじみだった
毎日のようにあそんだ
君は絵を描くのが大好きだった
君の絵を褒めた時、
君はいつも狐のように目を細め嬉しそうに笑っていた。
そんな君が私はとても好ましく
このまま時が止まれば良いと思った。
そんな幸せが続くある日、君と喧嘩をしてしまった。
とても拙い喧嘩だった。
その日から君と私は話さなくなった。
長期休みに入る前。
君は転校する事になった
喧嘩をしたまま、謝れずに…
君は一言だけ。
『さようなら、バイバイ』
と言い儚く消えていった。
私は泣いた。涙が止まらなかった。
バイバイなんて言わないで。
またねって言ってよ。
長期休みに入らず私は時が止まれば良いと思った。
そんな苦い思い出から数年後、
大学生になった私達は再開した。
最初は気まずかったが昔の喧嘩だ、すぐ仲直りをした。
君と話せなかった数年、仲直りをしておけば良かった。
あぁ幸せだ。また大好きな君に出会えて、
大好きな君の絵を描くところを見れて、
狐のように目を細める君を見れて。
あぁ時が止まれば良いのに。
時よ
止まって止まって止まれ止まれ止まれ
止まれ止まれ止まれ止まれ止まれ止まれ止まれ!!!!
君が事故にあった。
私の目の前で。
あぁなんて神は残酷なんだろう。
やっと出逢えたのに。
緊急搬送された君はなんとか一命を取り戻した。
が、生きても30分らしい。
私は手を握り、泣きながら君の名前を必死に呼んだ。
お願い目を覚まして。
また狐みたいに笑う君を見せてよ、
君は目覚めない。
あ..りがと...
バ......イ...バイ...
君は笑いながら天国へ旅った。
お願いだからバイバイとか言うなよ、
またねって言って欲しかったな。
あぁ神様どうかもう一度あの子に出逢わせてください。
No
シタタタタタタタ!!
私は今とてもヤバい状況に居る!!
事の発端は
先日2月14日、大好きな人にチョコを渡すバレンタイン。
私は長年大好きだった君にチョコをコソッと机の中にいれ、渡した。
バレてないはず。だと思っていたのに!!
何故か声をかけられてしまった。
君からは脈ナシなので、このまま振られると考えると胸が苦しい。
それならいっその事逃げてしまおうと言う事だ。
という訳で走っている訳だが私は足は、はやい方なのだが体力は無い。君は体力もあるし足もそれなりにはやい。
このままだとつかまってしまう。
でももう遅かった。
「つかまえた。」
私は絶望に満ちた顔をしていた。
なのに君は目を細め、嬉しそうにしていた。
キーンコーンカーンコーン
朝練終了のチャイムが鳴った。
この後はホームルームがある。
なのにこの状況
少しでも良いから、時間よ止まれ
君は私に甘い甘い口付けをした。
No
君の声が、姿が見えた。
最初は厳格なのではと考えた。
だが、君の仕草、君の声、君の姿、
全てが君だった。
一ヶ月前に亡くなった君の声
おはようと言ったら「おはよう」と、かえってくる。
だが、君と食をする事はできない。
君と触れ合う事も出来ない。
君は他の人には見えないらしい。
君は幽霊になったらしい。
私が帰って来ると君の声がする
私は君がただそばに居ることが、
とても嬉しかった。
触れ合えなくても、君と会話をできる事が、
とても嬉しかった
君が幽霊になり出会って45日目
帰って来ると君が薄く光っていた。
どうやら成仏というやつだ。
私は必死に泣いた。君が居ない世界なんか
クソ喰らえと思った。
君は生きろと言った。
君にそんな事を言われると死ねないじゃないか。
ありがとう。
愛してる。
空を見たら君みたいに綺麗な一番星が光っていた。
私は泣いた。
ありがとう、またね。私の愛してる恋人よ。
君の声が聞きたい。聞けたら。
No