茶園

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10/23/2022, 5:06:10 PM

どこまでも無限なる青い空

・青い空は常に純粋である。海の青をそのまま受けて青く広がっている。
 下界でどんな悲しいことがあっても、卑劣なことがあっても、空はそれを受けて汚れることはない。
 また、下界が車の煙やら何やらで空気が汚染されても、空はそれを受けて汚れることはない。
 さらに、今の海はゴミで昔ほど綺麗ではなくなったが、空は無垢だった頃の海を覚えているようで、海の綺麗な部分を変わらず映し続けている。
・空は“空”という言葉こそはあるが実体はなく、そのまま宇宙へと繋がる。空からしたら、下界の汚れた部分は小さすぎて分からないのであろう。

・午前のみの授業が終わり、下校のため学校を出た一人の少年。秋なのに暑くて、上着を脱いだ。
 地面が白く輝き、草や小屋が色鮮やかに光っている。汗を拭い、上を見上げると、どこまでも青い空が広がっていた。
 今日も平和で良い日だなと思い、のんびりと家へと向かった。

10/22/2022, 2:16:34 PM

短い小説 『衣替え』

 よく晴れたある日。
 慶太はちょっとそこまで出かけようと思い、クローゼットを開けた。
 クローゼットの中はいつの間にか秋冬物の服がズラリ。
 後ろを振り返ると、奥さんの笑顔が見えた。
 慶太は奥さんの愛情を感じ、準備万端で元気よく外に出た。

10/21/2022, 10:09:30 AM

始まりはいつも…何だろう?

・私の始まりは気まぐれ。何をするにも気まぐれ。
気まぐれに、何となく、料理がしたいだとか、お絵描きしたいだとか、知らない町に行って知らない店行ってみたいだとか、色んな気分になる。
・ただ、勉強したい気持ちだけはなかなか始まらない。この始まりだけはどこにあるんだろう?

10/19/2022, 3:12:30 PM

すれ違いで思い浮かんだこと

・普段何気なくすれ違う人。何も思わなければただ通りすぎていく物みたいに見えるけれど、一人一人の人間が歩いていると考えると、人に対する見方が変わってくる。

・すれ違う人は何も言わないけど、一人一人人生があり、物語を持っている。その人が歩くには目的があり、歩く先に物語の続きがあるのだ。

・すれ違う人を見る側からしたら、エキストラのように見えるが、すれ違う人は一人一人その人の人生の物語の主人公で、自分をしっかり生きるために歩いている。

そう考えると、すれ違う人たちの生命力を感じ、何だか応援したい気持ちになってくるのだ。

10/14/2022, 11:55:11 AM

高く高く跳んでいこう

 小さい頃、私は高く跳ぶことを夢見ていた。
 高く跳べば、高い壁も乗り越えられるから。

 実は今も高く跳ぶことを夢見ている。
 物理的な壁だけでなく、心理的、社会的、文化的な様々な壁を乗り越えれるような強く広い人間になりたい。

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