7/3/2024, 4:59:37 PM
鼻歌に合わせて弾む靴音が、
あなたへ続くこの道を辿っていく。
7/2/2024, 6:00:42 PM
掬えなかった眩しい温度を この手は知っているよ
今なら全部話せるよ 繋いだ手だって離せるよ
もう何もいらないから 多分大丈夫だと思う
7/1/2024, 5:00:13 PM
床に広がった日溜り 誰もいないスポットライト
白過ぎる窓の向こう 君が抱えて待っている
浴びたなら きっと 影が見えてしまうから
それが怖くて隠れていたのに
見詰め過ぎたせいで 見詰め返された
どうやら もう 逃しちゃくれないみたい
6/30/2024, 5:26:13 PM
赤い糸 絡まる 左薬指
その先には愛しい人 ようやく解けた
今では お揃いの指輪が
それぞれの指を 守ってくれているね
6/29/2024, 6:28:21 PM
夏に誘われ、入道雲の、水玉の模様した青空。
バスが通り過ぎる。見送ったのはヒマワリ畑。
懐かしい匂いがした、蝉時雨が喧しい。
君はどこかで、あの頃と同じ顔でいるのだろうか。
朽ちかけのベンチ。腰を下ろし、夏を揺蕩う。