代理(特に何も無い学生)

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9/7/2024, 1:40:06 PM

人生のゲームオーバーおめでとう!

俺が人生で一番、気分や状況がどん底だった時。

親父は俺にこう吐き捨てた。

「お前は将来、仕事も見つからなくて人生どん底になって、変な奴と結婚するんだろうな〜w」

酒が入ってたから、という理由でも言ってはいけない物というのはあるだろう。

俺は生憎、根に持つタイプなんだ。

__だから俺は何十年も経った今でも覚えていた。

「何で…何でこんな事をするんだよ!!!!」

俺が家族が寝ている間に全員殺そうとしてたら、唯一、親父だけが起きていた。

親父以外の家族は全員死んだ。

俺が殺したからだ。

殺す前に親父は俺にそう吐き捨てた。

俺の大事な時間を割いている事も、こんなのに耳を貸すのも意味は無いことは知ってたけど、

何となく耳を貸した。

「息子が根に持つタイプだったのが、唯一お前の悪いところだったな。…実際、全人類お先真っ暗だからな。人なんて関係ねぇんだよ。」

まぁ此奴が覚えているとは微塵も思ってないけど、

俺は最後にそう言った。

9/4/2024, 12:48:41 PM

物語って物によっては1章から結構続くものってあるじゃないですか。

その時に、1章の時に主人公たちと敵対してた人が、2章になれば姿を消して、

その後の例えば3章ぐらいの時に3章で現れた敵と、1章の敵が出会った時はマジで熱いと思ってる。

何か好きなんだよね。

それも、今連載されていた章の敵が負けて、一人でいる時に1章の時に現れた敵が目の前に現れてたらマジで好き。

ほぼ創作とかになっちゃうんだけどね。

9/2/2024, 10:20:57 AM

失ったものはもう無い。

俺達の目の前には荒れ果てた野原だった筈の場所。

そして、俺等の足元には血が飛び散っていた跡。

「☓☓っ…!!」

悲しげな背中を見せている俺等の味方。

俺達はコイツを家に返そうと、此処に来たのだ。

服はもうボロボロになって、所々肌が露出しているが、其処には痛々しい傷に血が出ていた。

「……負けたわ。全員、死んでしまったわ。」

俺等の顔も見ずに背中を向けながらそう言う彼奴。

そんな事より俺達は彼奴が生きているだけで嬉しくて、涙が出てしまっていた。

「もう良いからっ……早く、早く帰ろうぜ、?」

「……俺はっ…、彼奴等のヒーローにはなれなかった。救世主にもなれなかった。」

今にも消えてしまいそうな彼奴の強い背中に、俺達は泣くことしか出来なかった。

9/1/2024, 11:55:00 AM

開けないLINE

いつもだったら普通にウキウキして開けるのに。

何で開くことが怖くなっているんだろう。

私はただ、「おやすみ。」とLINEを送っただけ。

怖いと思う理由なんて何処にも無いだろう。

「あぁ……何で開けないんだろ……」

既読なんて付いていない事だって分かってる。

それも受け入れてるはずなのに。

「それも束縛なんじゃないの?ずっと自分の側に居て欲しいっていうのも。」

私はそう、幻聴が聞こえながらも布団に包まった。

8/31/2024, 12:28:55 PM

まだ元気だったあの夏。

俺は昔から夏が好きだった。

夏になると、家が近い幼馴染の家に行って、虫取りをしたり一緒にゲームしたりする。

楽しくて、楽しくて、夏休みはずっと続けば良いってそんな事をずっと思っていた。

だけどそんな夏は数ヶ月で終わってしまう。

冬休み、俺は何時も婆ちゃんの家に行っていた。

「(今年のお年玉どれくらいだろ、早く婆ちゃんお年玉くれないかなぁ。)婆ちゃん!お久しぶり!」

「お久しぶりだねぇ……これ、お年玉。」

まぁ言うて、俺が婆ちゃんの家に行く理由はお年玉目当てぐらいしか無い。

婆ちゃんの家に行ったらやること無いし、あの幼馴染と遊ぶ事も出来ないし。

だけど、これは俺が中学生になった頃だった。

「は…?」

「貴方の幼馴染だった○○が事故で入院してるって…、お見舞いでも行ってあげなさい。」

幼馴染が冬休み中に不運にも、交通事故に遭ってしまったという。

俺は誕生日で貰った自転車に乗って、母親が言っていた病院に向かった。

勿論、冬だから何回も凍った場所に滑って落ちた。

【ガラガラ】

身体中がボロボロになりながらも、病院に着いた。

病室の扉をゆっくり開けると、見慣れた顔がベットに横になっていた。

「お前………よく原型は留めてたな。これ、林檎置いていくから食えよ。」

あまり顔は見たくなかった。

俺はそう言い、部屋を出ようとした。

その時に嫌な音が俺の耳には入ってしまったのだ。

【ピッピッ……ピーーーーー】

彼奴の心臓が止まってしまった音。

彼奴は13という若い歳で死んでしまったのだ。

だから俺は、何故冬が嫌いなのか、と聞かれたら俺は何時もこう答える。

「昔は…夏は良かったよな。」

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