最初から決まってたことなんてない。
だって、それを決めるのは結局自分なんだから。
親や他人が自分の人生を勝手に決めていたとしても、最終的に決めるのは自分だ。
本来ならば逃げ出すことも可能だ。
人生を投げ出すことだってできる。
でも、生きなければ、それは人生とはいえない。
今、あなたが立っている場所は自分が選んだ道?
それとも、勝手に決められた道を歩いて来た自分?
どちらにせよ、100年という地球での短い人生、
せいぜい楽しみなよ。
■テーマ:最初から決まってた
外へ出た。
蒸し暑さを感じる。
照りつける太陽の光を浴びた。
風はなく、涼しさはない。
額から汗が一筋流れる。
暑い。
水分を欲した。
持っていた冷たい清涼飲料水を飲む。
美味しい。
あぁ、今年も夏がやってきた。
■テーマ:太陽
今日もどこかで鐘の音が鳴る。
時刻を知らせる鐘の音。
健康を願う鐘の音。
恋愛を祈る鐘の音。
結婚式の幸せを知らせる鐘の音。
年を越す鐘の音。
そして、平和を願う鐘の音。
明日もまた平和でありますように。
■テーマ:鐘の音
つまらないことでも、続けていれば何でも極めることができる。
でも、やっぱりつまらないことはつまらないから、楽しいことが見つかればそっちへ飛んでいくだろう。
つまらないことは本当に楽しくない。
不思議だ。
こんな感情さえ消えてしまえば、何でも楽しく感じるのに。
人間の感情は本当に不思議だ。
要らないような、やっぱり欲しいような。
そんな五感を使って、今日も生きることの大切さを肌で感じるのだ。
■テーマ:つまらないことでも
君の目が覚めるまでに、俺は君の寝顔を見続けようと思う。
これは恋人である俺だけの特権だ。
君の柔らかい唇も、少し高い鼻も、薄いピンク色の頬も、太めの眉も、艶やかな黒髪も、全てが愛おしい。
触れたら全てが溶けて消えてしまいそうだ。
そのくらい可愛らしい。
もう少しだけ君を見つめていようと思う。
そして、優しく起こしてあげたい。
君の隣に毎日いたいと思うことは我儘なのだろうか?
この寝顔を毎日見ることはできないのだろうか?
もし君が許すのならば、もし願いが叶うなら、
俺は君の傍でずっと一緒に過ごしたい。
俺が死ぬ、その日まで、ずっと。
君の目が覚めた時、君は俺を見てなんて言うのか。
なんて思うのか。
カーテンから零れた光が君と俺を優しく照らす。
まるで幸せな空間を温かく包み込むかのように。
■テーマ:目が覚めるまでに