れもねーど

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8/20/2024, 7:41:14 AM

やっぱ、ぶさいくだな
顔でかいし。鼻つぶれてるし。目はちっちゃいし。
...はぁ
鏡は嫌いだ。自己肯定感下がるし。自分に嫌気がさすし。...でも、もしかしたら急に、お姫様みたいになるかも...なんて、夢を抱いて見てしまう。
現実逃避なんて、最低だってわかってるのに。そんなマンガみたいなこと、起こらないってわかってるのに。




やっぱ、ぶさいくだな
顔でかいし。鼻つぶれてるし。目はちっちゃいし。
...はぁ
鏡は嫌いだ。誰一人、可愛いなんて言ってくれないから。自分だけでも自分のこと、みとめたいのに。鏡のなかだけでも、美しくありたいのに。




やっぱ、ぶさいくだな
顔でかいし。鼻つぶれてるし。目はちっちゃいし。
...はぁ
鏡は嫌いだ。みんなみたいに、誰かに認められたいのに。もう、無理なのかな...
「どうしたんだ、お前?鏡なんか見て。」
急に話しかけられた。知らないヒトだ。ちょっと、びっくりした。でも、心配の方が勝っちゃって
「いや...えと、...」
何も言えなかった。また、バカにされるかな...
「自分のこと、見つめてたの??なんで?見る必要ないじゃん」
「...っ」
まただ...またっ、バカに...されt
「...可愛いの、鏡見なくてもわかるのに」
「え」
「...はっ...ごめん、なんでもないっ...」
男の人、逃げ...ちゃった。でも
心は晴れやかだった。ふふふっと、えみがこぼれる。初めてだった

「ありがと、お兄さん」
目頭が、熱くなった

#鏡

8/14/2024, 10:08:55 AM

自転車に乗ると思い出すのは
青春時代の記憶

自転車に乗って、旅をした
君の後ろに座って
2人乗りだ、ってはしゃぎながら
いつもより近い君の、温もりを感じて
心臓が高鳴ってるのを感じてた

また、会いたいよ

#自転車に乗って

8/10/2024, 7:07:07 AM

失敗した。

友達は前に、「上手くいかないときもあるさ。上手くいかなくたっていい。」

と言ってくれた。

その言葉に、僕は救われた。

だからその言葉に、また甘えた。またちょっとだけ、適当にやるようになった。

自分を、責めなくなった。

そしてまた、

8/7/2024, 12:58:06 PM

探偵が事件現場に到着し、5分ほどして言った。

「はぁ、わからないな...きっとこれは、はじめから決まってたことだったんだよ。神にでも召されたんじゃないのか?少年には気の毒だが、この男はどう殺されたのかがわからない。」

探偵は埋もれている人々の中君を見つめた。

君はそんなわけないだろ、と思った。運命とか、決まったこととかは信じないタチだからだ。どうしようもない気持ちになって君は言った。

「そんな曖昧なもので済ませないでくださいっ、この人、実は僕の兄なんですよ...!?」

探偵ははぁ、とため息を着いた。

「私にもわからないのだよ。不明なことが多すぎるんだ...」

「なんでですかっ、それを調べるのが探偵の仕事ですよねっ!?」

君は本気でキレた。兄が殺されて、それを"決まったこと"なんていう、大嫌いなもので片付けられたからだ。

「不自然なんだ。だって、死体に、何一つ欠けているものがない。骨ひとつ砕かれてないし、刺されてもない。毒も入っていなければ、血だってでてないんだ。人を殺す方法としては、もう...」
探偵は言った。

「絶対、信じないっ。僕は絶対犯人見つけるからっ」

君は、誓った





...君は気づかなかった。

8/6/2024, 1:04:12 PM

『自分の太陽』を探して、旅立ったっけ。
自分には運命のヒトがいて、その人は私の太陽で。いつも照らしてくれるんだろうな、なんていう、妄想を抱いて。

結局、居なかったけど。
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「...なんて、愚痴こぼしちゃった。ごめんね。嫌な空気にさせちゃったね。で?後輩君は青春してるの?」

「まぁ、実は...好きな人は、居ます。」

「え、ほんと!?いいなぁ...めちゃ気になる!...教えて?」

「えっ!?...えぇ、あ、えと...」
めちゃ取り乱してる...どしたんだろ...

「ごめん、ちょっと詰めすぎた?」
怖かったかな、とちょっと不安になって聞いたけど、
後輩君は、すぐに落ち着きを取り戻して
「そんなことないですよ。えー...どうしましょっかねぇ?」
と言った。...大人だなぁ

「こんなに大人な後輩君が好きな人、気になるなぁ」
瞬間、少しだけ後輩君が顔を赤らめた気がした。

「...しょうがないですね、教えてあげますよ」

「うん!ありがと!気になるぅ」
後輩君が、秘密ですよ、と私に耳打ちしてから
「先輩、あなたです」
そう言って少し恥ずかしそうに笑った。

「えっ...!」

嬉しいのに。ありがとうって、お願いしますって、言いたいのに。なんか、目頭が熱い。ちゃんと、話せない...

視界がぼやけていく。でも、これだけは分かった。
『君が、私の太陽なんだ』

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