みんなは、自分の希望を叶えるために、飛べるくらい大きな翼を育てる。でもさ、
私が翼を育てても、重すぎて羽ばたけないよ。
#飛べない翼
あ
キープ失礼~
いかないで、もう少し、そばにいてほしかったよ。君がいなくなったら、私はどう生きればいいの...
ねぇ、見捨てるの?今までさんざん好きだって言ってくれたのに。君だけを見るって言ってくれたのに。
あぁ、結局終わりなの?君の言ってたことは全部嘘だったんだ。なんの責任感もないその言葉で、人を期待させてどん底に落とすことになるとも知らずに。
わざとだったんだね、君の「好き」は。私を落とそうとしたんだ。私を依存させて、振るつもりだったんだ。いつから?最初から?え?
...でも、私はもう依存しちゃったよ。君の作戦とも知らずに。ねぇ、理不尽だよ。君は、私に惚れなかったの?ねぇ?
...じゃあ、もうしょうがないのかな。諦めるしかないのかな...いや、そんなことできない。私は諦めないって、愛が重いって一番分かってるのは君だよね。じゃあ、恨みっこなしだ。
...あぁ、終わったんだ。もう、何もかも............
私は本当に諦めが悪い。愛が重い.........やっぱり、
#行かないで
声が枯れるまで
「好きだ」と叫び続けたら
.........君も振り向いてくれるかな。
#声が枯れるまで
「おはよぉ!......え、人違い!?ごめんなさいごめんなさいごめんなさいっ」
「...ううん、全然大丈夫だよ。」
ーーーーーーーキュン、と心臓が高鳴った。整った顔立ち、美しい声。からだが熱くなっているのを感じる。
私の恋は...そんな、カッコ悪い始まりだった。.........なのに。
「僕と...付き合ってください!」
私はなぜ、彼に告白されてるんだろうか。
私の脳は、正常には働いてくれないらしい。ずっと、心臓が高鳴っているだけだ。
「......なんで?なんで、好きになったの?」
やっとのことで絞り出したのは、責めているような疑問だった。...しまった、と思ったけど。
「...一目惚れ。ちゃんと謝れるの、偉いなぁって」
彼は笑った。ちょっと、安心した。つられて私も笑った。
「一緒だ」
「...ん、何が?」
「私も、一目惚れだもん。」
#始まりは(いつも)