『ただいま、夏』
只今、絶賛真夏です!
って、そういう事じゃないか…。
夏に向かって「ただいま」なのか、
夏がこちらへ「ただいま」なのか、悩みますね。
とりあえず「おかえり〜」目線で創作してみます。
『ただいま、夏』
プハッ〜
やっぱ夏のビール最高!
おかえり!夏!って感じ〜!
『ぬるい炭酸と無口な君』
待ち合わせの19時まで、まだ30分もある。
楽しみ過ぎてワクワクとか、そういう心躍る理由で早く着いたワケではない。ましてや、「待たせては悪い」なんて紳士的な理由でも全くなくて、単に土地勘の無い場所での待ち合わせだから、時間の逆算が出来なかっただけだ。
彼女との初顔合わせだと言うのに、僕は気乗りがしない。会う約束した時からずっと胃の下の方が重苦しい感じになっている。それというのも、僕は自分の容姿に自信がないからだ。写真は互いに送り合ったし、僕がイケメンではない事は彼女も知っているはずなのに、それでもやっぱり、写真より劣る現実を見せることに引け目を感じていた。例えて言うなら、キンキンに冷えた炭酸と思って飲んだら、ぬるい炭酸だったくらいのガッカリ感だろう。
確かに写真の本人なのに、何かが違うのだ。
30分も前に来てしまって、僕はやることがなくスマホを取り出した。彼女から着信とLineが入っている。
──ごめんね、早く着いちゃった──
慌てて周りを見回すが、それらしい女性はいなそうだ。待ち合わせ場所を間違えたのだろうか…
急いで返信をする。
──僕も着いてるよ。どこにいるの?──
「はじめまして。早いね。って、わたしもだけど」と大笑いしながら恰幅のいい女性が近づいてきた。ずっと僕の斜め前にいた年配の人だった。
僕は、その日、無口になってしまった。
何年も前の痩せていた頃の写真と、歳のサバ読みは、もう詐欺以外の何ものでもなく、ぬるい炭酸どころの話ではない。コーラだと思ったら、めんつゆだったくらいの衝撃だ。
おしまい
(彼女から見たら「ぬるい炭酸の無口な君」ってことで)
『波にさらわれた手紙』
ボトルメール(瓶に入れた手紙を川や海に流すやつ)は、「波にさらわれた」にならないかな?
砂に書いた手紙かしら…
あとで創作してみます。
↓↓↓【編集より追加(創作)】2025/08/03↓↓↓
『波にさらわれた手紙』
波は、どれも似ているけれど、どれも違う。
浜辺に残る波の跡は、まるで「海からの手紙」みたい。
1つ1つの波が、前の波のメッセージを消しては書き換えてゆく。私には、そう見えた。
ほら、また1つ、海からの手紙が波にさらわれてゆく。
私も、こんなふうに、書き換えよう。
涙の跡を波に乗せて。
『8月、君に会いたい』
万年筆には種類があります。
カードリッジ式と、コンバータ式と、両用タイプと、つけペンタイプです。(詳細が知りたい人は検索してね。)
本日、両用タイプの万年筆を購入したので、コンバータ式で使おうと思い、コンバータとインクも買いました。
夏らしい便箋に、お気に入りのインクで「8月、君に会いたい」なんて書いたら、ウキウキしちゃいますね。
とりあえず、7月のカレンダー裏で試し書きです。
(いきなり可愛い便箋は、もったいなさすぎますからね)
【編集から追記】
世界人口は1分間で156人増えているらしいですよ。
わたしが何気なく過ごしている、この1分間にすら、赤ちゃんに会えているママが、たくさんいることになります。
8月が予定日なら、お題にピッタリな状況かと思い、追記させていただきました。
『眩しくて』
今夜は三日月が心地よいです。
太陽は眩しくて泣きそうになるから。
月明かりが調度良いのです。さよならのあとは。
(本日付けで退職しまして、気分のまま書かせていただきました。「おつかれさま」と、三日月が言っているみたいで、寂しいような吹っ切れたような複雑な気持ちです。)