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1/9/2024, 4:02:41 PM

三日月

夕方の空に浮かぶ三日月

白く耀き、満月を想像させる

満月の日、君と交わした約束

「満月の日は、一緒にいようね」

そう言った君は、どれだけ仕事が忙しくても

僕との時間を大切にしてくれた

満月から、新月へ移り変わる時

その間にある月も、君と一緒に見ていたいよ

満月の日だけじゃなくて、毎日ずっと一緒にいたいよ

君が恋人だったら、その願いも叶ったのかな。

今日は、三日月。

満月までは、あと12日ほど

君がくれた時間も、前の満月で最後だったんだよ。


…僕は、新月で消えてしまうから。

『星が綺麗ですね。』

そう、君に送って

そっと姿を消した。

夜空には、星ばかりが浮かんでいた



1/6/2024, 10:09:17 AM

君と一緒に

どんな未来も

どんな過去も

君となら、乗り越えられる。

そんな気がしたから

辛いことがあっても、不安なことがあっても

1人で溜め込もうとしないで?

君の痛みは僕の痛みだから。

だからさ、君と一緒にいさせて?

僕が、君を守るよ。

ずっと大好きだよ。

1/5/2024, 12:05:35 PM

冬晴れ

昨日、降り始めた雪は

冷たさを増しながら、積もっていた。

初雪は、この前だったというのに

朝起きてみたら、鬱陶しいくらいに積もっていて

こんな日は、外にも出たくないし

家にこもってたい。

でも、1人だと静かで寂しくてさ

冷たい空気が布団に入ってきて

ほんとにここには俺しかいないんだって

そんなことを考えていたら、誰かからLINEが来たみたいで

誰だろう?って、通知を見ると

「暇?家おる?行ってもいい?
もう、おるけど笑」

へ?え、もういるの?

インターホンが鳴った

「……ふふ、しょお来ちゃった笑」

そこにいたのは、俺の大好きな人

『…もう、行ってくれれば迎えに行ったのに。』

鼻と頬を少し赤らませながら、少し息があがっていて

俺のために、走ってきてくれたのかなって思うと

すごいうれしくて


『…寒かったでしょ?服貸すし、温かいの作るから。
風呂、入ってきな?』

「…おん!しょおありがとう!」

そう笑顔で言う君が愛しくて、

部屋に服を取りに行く足も自然と軽くて。

さっきの寒さが嘘みたいに、

もう部屋は暖かくなっていた。

ふと、外を見てみると

雪はやんで、晴れていた。





1/4/2024, 10:18:29 AM

幸せとは

幸せってなんやろう
そう考えたときに
自分の好きなことをずっとやれて
好きなものに囲まれるのが一番幸せなんやないかって
そう思った。
でも、これが皆そうなんやなくて
一人一人、違うと思うし
辛いことを経験していくことが幸せって人もおるし
価値観って違うから
押し付けちゃいけないんやって
君が教えてくれた
世界は自分中心でまわっているからこそ
人は、自分を押し付けたくなるけど
他の人だって自分中心で回ってるんやから
その人にも、幸せの形やってあるし
そうやなぁって、納得したのを覚えとる。
それは、自暴自棄になって
何もかもどうでもよくなってしまった時に
君がその言葉で優しく包み込んでくれた。
君に幸せって何?って聞いたら
君は、皆の幸せが、俺の幸せだよって
今思えば、辛いものを抱えとったから
そんなこと言ったんやろうかって後悔する
もう、あの日のことは聞けない。
僕を優しさで包み込んだ君は
もういないから。

1/3/2024, 10:27:23 AM

日の出

「ねぇ!これ付けて?」
そういって渡されたのは、目隠しだった。
「……なんでこんなもの…」
渋々付けて、今度は車に乗らされたみたいで
「ねぇ、どこ行くの?」
そう聞いてもこたえてくれないから、
仕方なく寝ることにした。
朝起きてみると、そこは山の頂上で
外で暖を取ってるあなたがいた。
「……さむ…」
「…あ!なんで取っちゃったの!!
まぁ、いっか。ねぇ、こっちおいで?」
そう手招きされたから、仕方なくあなたのもとへ。
「…ふふ、これから良いものみれるよ??」
そういった直後、オレンジ色の光が私たちを包んだ
初日の出だ。
「…これ、見せたかったの。クリスマスも年末も、忙しくて過ごせなかったから。どう?最高のプレゼントだった?」
ほんとに、やることがすごすぎるんだよ、いつも。
「…うん、ありがとう、」
ずっと大好きだよ


地震の影響は大丈夫でしょうか…?今日も、
朝余震が来てビックリしました…😭
被害に遭われた方、大変かと思いますが
身体に気をつけてお過ごしください。

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