【手のひらの宇宙】
この世界は誰かの手のひらの上なのかもしれない
ほんの気まぐれで明日にはなくなっているのかも
【書く練習】
今日は仕事をはや上がりした
そろそろ気持ちの揺らぎが出てきたからだ
始終落ち着かず、集中力がない
人の会話に敏感で、些細な言葉にイラついたり、不安になったりする
揺らぎが出てしまってからでは遅いと判断して
今日は休むことにした
もちろん罪悪感はある
病気でもないのに仕事を休むなんて…
ギリギリまで迷ったが思いきって休むことにした
これにどれ程の効果があるかはわからない
ただ、自分の心身を慮れたことを良しとしたい
【書く練習】
今日は仕事に行って
筋トレをして汗もかいた
なんて健康的な1日だろう
私は少し得意になった
しかし、しばらくすると、
とたんに体が重くなり、ぐったりとしてしまった
他のことが手につかず、だらだらとしてしまう
せっかく健康になれたかと思ったのに
なんて意味のないことだろう
なんだか思考までマイナスになってきた
【あなたのもとへ】
モニターの電源を言って席を立った
今からあの人と打ち合わせだ
気が重い、あの人は苦手だ
何かにつけて仕事に関係のない人格否定をしてくるから
しかも具体的な言葉は避ける
決して言質を取らせない
だから、誰かに助けを求めたくて、相談をしても旨く伝わらない
全くもってすごいと思う
人を貶すことに命でもかけているのだろうか
私は胃の辺りをグッと握り息を吐き出す
呼吸が疎かになっていた
若干の吐き気をこらえて会議室へと向かう
【そっと】
休み明け、オフィスはざわざわと騒がしい
休みの過ごし方を話している
新年会の予定を話している
自分の子供の話をしている
私は、居たたまれなくてそっと職場を後にした