たまには生きたい。生きたい。
時間が支配している。冗談ではない、本当に深刻なほどだ。
どうして何もかもせっかちにしようとするんだ?自分よ。
なぜなら、時間は限られているからだ。
こんなことしてる暇ないって気づくことこそが、鍵だっていつも言ってるじゃん!
全てに針を指すんだ。今!、今だ!って怠惰に過ぎる時間に刺激を与えてやるんだ。
そうすることこそが人生の鍵なんだ。
そう思ってきたし、そうだ。そうなんだよ。天才よ。
それでも、それから抜け出したいよ。
それでもね。
抜け出して、何も気にしなくていいように自由になりたいんだ。
それが許されないのは、絶対なんだよ。生まれてきた以上、絶対原則だ。
絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対。
壁が厚いし、その突破法があるのかも知らない。
たまには、そうしたいんだ。
正しさと間違いって一体なんだろう。
一体何度共感しては催眠から解けるように感じ方がコロコロと変わるんだ?
ある人の感情をもってしたら、道理の通る悲惨な話だったのに、
それが自己満とトラウマとわがままの権化に変わってしまうのは、あまりに不可思議。
どうしてそれを私は気にするんだ?
関係ないと切り捨てて、耳を塞いで、声に乗った感情なんて感じなければいいじゃないか。
何がそんなに不満なんだ?双方の考えは、正しいってか?
間違いなんてあるんだろうか?
一体いつまで私は正解を探して正そうとしているんだ。
そんなことできやしないのに。
きっと正しさになった双方のどちらかが、10年後に采配をもらうとしたら何だろう。
もしあっちの正しさが正しさになったなら、きっと、餓死を楽しんでるんじゃないかな?
もしこっちの正しさが正しさになったなら、あっちの人が、人間に正しさを求めることを恨むんじゃないかな。
だって、あまりに遅すぎたから。10年後に間違いを知ったって、生きていかなきゃいけないのに馬鹿らしいじゃない。
でも、実は私はそれを望んでるんだ。
あっちの正しさが正しさになったなら、あまりにこっちの彼女が不憫だから。
溢れ出す言葉
1000年先も1000年先がある。
そう信じてるの、やめたい。
きっと、その頃には解いてる。
それで、きっと宇宙なくなってる。
あの頃の主人公だった私は、ここで息絶えるのかな?
だって顔も見せられないくらい自己嫌悪ばかりで、
目を合わせて愛が始まるあの頃が懐かしくて。
少し力を押せば、願いが叶っていたの。
足がつかない足がつかない、そんな道のりばかりで。
雨がほしい。
あの頃のように。
きっと、きっと上手いこといく運を持っていると確信していたときへ。
君みたいな、病弱そうでひ弱そうな人の悩みも全て受け持っていた。
それでも車の外を生温かく見つめれば、どこからか希望も湧いてきたの。
喜びとか悲しみとか、口に出せるほどはっきり感じてはなかったけど。
それでも、夢の時代を生きてるって感じてた。
それくらい秘めていた気がする、何か、何か愛に似た心地よさを。
なんとなく彼がいて、あの人がいて。
それを不満そうに噛みしめていた。
どこかむず痒くって。でも、誰も私の答えを急いで求めなかった。
生きているだけで幸せっていう感じで、なんだか楽しかったな。
今の空はどんな色かな?あの時と何が違うんだろうか。