正しさと間違いって一体なんだろう。
一体何度共感しては催眠から解けるように感じ方がコロコロと変わるんだ?
ある人の感情をもってしたら、道理の通る悲惨な話だったのに、
それが自己満とトラウマとわがままの権化に変わってしまうのは、あまりに不可思議。
どうしてそれを私は気にするんだ?
関係ないと切り捨てて、耳を塞いで、声に乗った感情なんて感じなければいいじゃないか。
何がそんなに不満なんだ?双方の考えは、正しいってか?
間違いなんてあるんだろうか?
一体いつまで私は正解を探して正そうとしているんだ。
そんなことできやしないのに。
きっと正しさになった双方のどちらかが、10年後に采配をもらうとしたら何だろう。
もしあっちの正しさが正しさになったなら、きっと、餓死を楽しんでるんじゃないかな?
もしこっちの正しさが正しさになったなら、あっちの人が、人間に正しさを求めることを恨むんじゃないかな。
だって、あまりに遅すぎたから。10年後に間違いを知ったって、生きていかなきゃいけないのに馬鹿らしいじゃない。
でも、実は私はそれを望んでるんだ。
あっちの正しさが正しさになったなら、あまりにこっちの彼女が不憫だから。
溢れ出す言葉
1000年先も1000年先がある。
そう信じてるの、やめたい。
きっと、その頃には解いてる。
それで、きっと宇宙なくなってる。
あの頃の主人公だった私は、ここで息絶えるのかな?
だって顔も見せられないくらい自己嫌悪ばかりで、
目を合わせて愛が始まるあの頃が懐かしくて。
少し力を押せば、願いが叶っていたの。
足がつかない足がつかない、そんな道のりばかりで。
雨がほしい。
あの頃のように。
きっと、きっと上手いこといく運を持っていると確信していたときへ。
君みたいな、病弱そうでひ弱そうな人の悩みも全て受け持っていた。
それでも車の外を生温かく見つめれば、どこからか希望も湧いてきたの。
喜びとか悲しみとか、口に出せるほどはっきり感じてはなかったけど。
それでも、夢の時代を生きてるって感じてた。
それくらい秘めていた気がする、何か、何か愛に似た心地よさを。
なんとなく彼がいて、あの人がいて。
それを不満そうに噛みしめていた。
どこかむず痒くって。でも、誰も私の答えを急いで求めなかった。
生きているだけで幸せっていう感じで、なんだか楽しかったな。
今の空はどんな色かな?あの時と何が違うんだろうか。
この夜、君が思うほど明るくなくて、輝いてもないけど、
空に浮かぶ星より見たいものがある。
君の口から愛が飛び出すこともなければ、目が合うこともないけど、
あの日の温もりと、ときめきを思い出すだけで良い。
恋しい恋しい、この心よりもその心に愛を与えたい。
頭の中に響くそんな好きでもない歌手の声が、君のことを思い出させて、
辛くてさ…甘くて。
もう一度、見たくて。
思ってたより、私ってロマンチストなんだね。
明日も生きていられるか分かんないけどさ、今はなんか幸せだって謳ってもいいかな?
さぁ、どうかな、君が思うより私が嫌いだったら。
頭が痛くなるくらい、胸がすごく痛くなるくらい、消えてしまいたいくらい、
生きてられないかもね。
意外と、知ってるんだけど、手をつなぐ相手もいないくらいそれくらい、、
孤独に生きていて、それくらい、寂しくて。
恋しい、なんて言えないくらい息が苦しい。
温度のしない床にもたれるのももう疲れたな。
また私は悪いことしちゃったかな?明日もまた悪いことしちゃうのかな?
怒られるのかな?それとも嫌われるのかな?
不安が消えない、消えない、それでも夢の中を走るみたいに突っ走ってもみたい。
もう、生きてるのに疲れちゃった。それなのに、この夜がいつもより心地よくてさ。
もう、もう、もういっかって、思えるような幻想がするんだ。
どこにいるの?愛してくれるあなた。あの人じゃないよね?
あんな悪いことする人が私の人じゃないはず…。
だから、ゆっくりでいいから。お願い。
この夜に免じて願いを叶えてください。
ごめんね、また明日ね。
しんどいな。