溢れ出す言葉

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11/20/2023, 11:49:04 AM

くちもいらない しゃべらなくても かんじられられたならそれでいい
ことばなんてそうおおくなくてもいい
だれかがじぶんのことばにわらってくれなくてもいい ただ、かぜをさわって だれかの
たのしむすがたをみていたい
だれもどりょくしない、そんなのはつまらないから
すこしずつでも こんなわたしでも すこしだけでも たまにはがんばれたら
うれしい はずかしい ここちがいい
るい あーむすとろんぐ の ばらいろのじんせい をききながらあさく、めをあけて 
しらないせかいのことをかんがえたり、いまふってるあめをながめたり
くちにもだせないようなことを うたにのせて はきだしたり
それがじんせいのすばらしさだと 思う
これがだれかのなにかにならなくていい
ただ、ただ、いまここにあるきもちとからだが まんぞくするまで
それをかんじるだけ
あのきょくの おなかをやさしくなでてくれるかんじがすきなの
くだらないあしたも どうしようもなくはやいじかんも
それをきくためにすぎるなら、 いいな
あさ、はっぱのにおいと まざりあった、水のにおいを 
なんびょうたったって そこにありかわらずゆれてくれる、それに
かんどうをした。
ああ、あのこにあいたい。くるしめられたならやさしくしてあげたい 
ああ、いますぐでてゆきたい。ただ今朝のあのばしょへ、ゆるされたわたしのいばしょへ
と。
ああ、いますぐに あれがしたい、ねむりたい、見たい、かぎたい、撫でたい、
愛をいいたい、でかけたい、ひきこもっていたい、すべてを楽しみたい。
あの、かれらの笑いがつくりだしたおきにいりのあるばむのひょうしのように。
つちにしにたい。

11/15/2023, 1:34:49 PM

子猫の仲間はたくさんいるよ。
この世界で、迷って途方もなく泣きただれてる子達は全員
私の仲間だよ。 
赤毛の子もいれば、毛のない子もいるし、傷だらけの子なんてたくさんいる、 
そんな感じ。
涙を流したあとに臭う匂いなら私の専門分野だから、
いつでも来ていいよ。
正義を謳うのも結構だけど、正義ってものすら知らないねじれた形の子達が
今日も、一人で眠っているから。
正解が分からなければ、直し方もわからない、勇気なんてなかなか出てこなくて、
欲も無くなって、壁にひっつきながら歩いてる。
自分の質量すら認識してないから、どの道なのかも分からないから。
 膝の上で眠りなよ。
 いつまででもそこにいるから。
 そんなこと望んで無いんだよね、迷惑なことだってことも、不可能だってことも、
 全部分かってるんだよね。
 それでもずっと続く今だけを愛して、抱きしめて欲しいんだよね。
 泣き出して自分の無能さを嘆いて、つかの間の温かさに身勝手にしがみつきたいんだよ
 ね。
 自分で自分を許すことができて、体を支えられるようになった46分後に、弱いままの自
 分で戦う意志ができたときに、やっと私に、片方の口角をあげられるんだよね。
 それだけパズルのピースが少ないのに、生だなんて大きなものを抱えさせられた、
私たち。
子猫の足取りを笑う人たちもいるけど、死の縁に立ってるよ。
今もこの瞬間。眠らせてよ。

11/11/2023, 9:55:48 AM

 冷たい季節になって勘付いていたけど、
なんか違うね、最近私は無垢じゃない。
なにか起きやすい季節だって、ほんとはそこにいるかもだって。
全部だいたい予想ついてるのに、わざと知らんぷりしてた。
今日も急に来たじゃない?急に脅かす君、私になにか言いたいんでしょ?
でも、もうやめてほしいのに、終わらない。
まだ始まったばかりの季節…。

 揺れる揺れる君の姿見えない見えない君の姿早くここに現れてくれたらいいのに。
 秋なんて名前じゃない不気味な名前、それを呼んでまた足を踏み入れる。
 今はもう入ってる。
死んでるならそれでもいいし、神様なら文句言いたいし、色々あるけど
やっぱり気になるな。
 なんで今日あの時間あの秒に消したの?
 もし何か言いたかったなら、その後、姿を現しても良かったじゃん。
 怖がりなの?
 なんで?
 なんで?
 なんで?

10/21/2023, 3:34:54 PM

声が枯れました。今日の行事で。
たくさん緊張したし、たくさん怖かったし、
色々とトラブルがあったけど、なんとか終えた。
声が枯れ枯れになって、口から水分がなくなってしまったけど、
どこが唇で歯なのか分からなくなったけど、
喋り続けたよ。
いろんなことを考えていたよ。
不出来な自分がこんなことしていていいのか、とか、
自信を持つにはどうしたらいいとか、
人の目が怖いとか、結果が怖いとか、
人を傷つけたとか、
人生詰んでるし、関わってくれている人を落胆させたな、とか。
いろんなことがあって、いろんなことがあった。
今日だけじゃない。
本当は今も息していていいのか分からないくらい、だめな人間だと思ってる。
仕方ない、そのこと全て一旦置いといて、一旦忘れて、
次のために計画を立ててみよう。そして、落ち着いて行動しよう。
って言ってくれるけどさ、どれだけの人間がそんなに優しくしてくれるんだろうか。
正直言って、全部自分の責任だし、自分のことなんだから、
ってことは分かってるけど、やっぱりこの身一つで困難や、叱りや否定、怒りに立ち向かうのは、ロボットじゃないし怖いんだよ。
毎日死んだ顔してしまう。
確かにそうなって当然なのかもしれない。
でも、そのせいでもっと自分が堕ちていくのは知ってるじゃない?
だから、まだ頭も心もごちゃごちゃしてるけど、やれることをしなくちゃ。
そして、落ち着かなきゃ。
怖いね、怖い。

9/27/2023, 4:16:34 PM

疲れ切っていた。
もう眼球が潰れて溶けてしまいそうなくらい、
たくさん目を開けていた。
もう閉じきって目も耳も
そうしていたかったけど、
今、夜中の黒い道を濡れて歩いてる。
靴の水の音がどんどん運を侵していくみたいで。
私って一体どれだけ頑張らなきゃいけないんだろうって
考えてしまう。
共感とか同情とかしなくていいよ。
みんな辛いのを知ってるから。
みんなみんなそれぞれ大きさはともあれそれぞれの基準での悩みを持っていて、
それに、どれほどかは知らないけど悩まされている。
周りがもっと良かったらって思うけど、
周りがみんな疲れていくんだね。
私だけじゃない。
そう思ったあと、また自分を侵す苦しみに耐えて。
もうそんな我慢しなくていいんじゃない?
はっきり辛くなってもいいんじゃない?
って思う。
でも、いっつもそうだから。下ばっかり見て
顔を隠して、声を抑えて、意見も欲も抑えて。
説教ばかりうまく聞けるくせに、まったく行動にならない。
そんな私のことを気にもしない天気は、なんだか
不平等に思うけど。
みんな小さいことから色々考えて、同じ人間で。
同じ時に雨に濡れているんだなぁ。
そう思った。
家に帰って、やがて雨が止んで。
でもまだ曇った嫌な空で。
辛いんだなって。いつだって辛いんだなって。
楽しいことなんて一つもないかもしれない。
でも、頑張ってみようって思った。
どこにも拠り所なんて感じられなかったけど、それでも
自分の解釈の仕方ごときでどうにだって歩けるし、
笑うことができるんだって。
何したって自由なんだって思った。
変なタイミングで、ふとそう思った。

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