Sugar Lips

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6/23/2024, 10:33:34 AM

子供の頃は澄んでいたあの瞳
穢れを知らない純真な心が放つ
不思議な色と耀り

自由を手に入れるために
大人になって知る痛みと快楽
あの頃に見えていた風景が
今は見えない

自由という名の孤独
手に入れたものは何ひとつない

ただ…ひとつの真実は
孤独の中で確かめた君の温もり
もう二度と…離さないと誓う


6/20/2024, 7:03:42 AM

長く続く雨の1日に
うんざりしていた僕に
それは突然過ぎて
思わず声を上げてしまった

ずぶ濡れの君が僕の腕を掴み
傘に入り込んできて小さく微笑む

あっ…これって相合傘なの?
分かっているくせにそんな風に
照れ隠しをする君の髪から
雨の雫が落ちて…僕の心は
穏やかではいられなかった

君を抱きしめたいという衝動は
瞬く間に僕を惑わせて黙らせる
厄介な感情が湧き上がる

とめどなく話し続ける君を
黙らせるにはこれしかなかったのさ

相合傘に突然のキス
厄介な感情にざわつく心
気持ちの整理がつかない気がした
多分…僕は君が好き

6/14/2024, 10:12:40 AM

あいまいな心
あいまいな空

どうしようもなく涙が溢れて
とうしようもなく君に会いたい

いつだって…そう
君は正直だったのに
いつだって…そう
僕はあいまいのまま

答えは決っていたのに
なぜ…僕は正直に
伝えられなかったのだろう

愛しているんだ…誰よりも
この気持ちだけは
あいまいな空のようには
したくないと思ったんだ

誰よりも君を…愛している

6/13/2024, 11:57:18 AM

あじさいが咲く頃の
雨上がりの夕暮れは
空が信じられないくらいに
赤く染まることがある

どこからともなく
聞こえてくる子供達の声は
僕の心に心地良く響いて
何となく心が温まるのさ

さっき別れたばかりなのに
もう…君が恋しくなるなんて

今までに感じたことのない
この感覚と胸のざわめき

多分…これが愛なんだと
そう感じる

5/23/2024, 12:26:54 PM

造り物のこの世界で…
何もかもを失ってしまったような
そんな寂しさを投げ捨てられず
僕は…ただひとり佇む

逃げられないこの世界で
君だけを想うこの心だけが
真実のような気がした

悲しみは明日までも支配する
すべてを嘘だと思いたい時がある

逃げられない…決して

だから…僕は闘うんだ
造り物の世界でたった1つの
君を愛するという真実のために

決して…諦めない

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