長く続く雨の1日に
うんざりしていた僕に
それは突然過ぎて
思わず声を上げてしまった
ずぶ濡れの君が僕の腕を掴み
傘に入り込んできて小さく微笑む
あっ…これって相合傘なの?
分かっているくせにそんな風に
照れ隠しをする君の髪から
雨の雫が落ちて…僕の心は
穏やかではいられなかった
君を抱きしめたいという衝動は
瞬く間に僕を惑わせて黙らせる
厄介な感情が湧き上がる
とめどなく話し続ける君を
黙らせるにはこれしかなかったのさ
相合傘に突然のキス
厄介な感情にざわつく心
気持ちの整理がつかない気がした
多分…僕は君が好き
6/20/2024, 7:03:42 AM