3/5/2024, 11:24:43 AM
この季節の夕暮れ時は
茜色に染まる空が心に染みて
理由もなく泣きたくなるのさ
たまには…こうして
君を待つのもいい
君の居ない世界が
僕にとってどれだけ残酷なのか
思い知るような気がするのさ
たまには…いいだろう?
こうして君のことだけを考えて
ひとりで眠る夜があっても
さぁ…早く僕の所においでよ
たまには…僕を温めておくれ
3/1/2024, 10:50:37 AM
君の頬に手を添えて
僕の唇を近付ける
君は…僕の唇を見つめて
小さな吐息を漏らした
どうしょうもなく
君が欲しいのに…
君の吐息を感じて
僕は…君に触れぬまま
唇を離してしまった
わからないんだ…
これが僕だけの欲望なのか
君と僕の欲望なのか
時々…目の前の君が
見えなくなるのは
なぜなのだろうか
2/26/2024, 11:37:53 AM
君は…今
誰を想い 誰を愛する
君は…今
誰の手を取り 誰と走り出す
君の今に…
僕が傍にいることができたなら
君は…今
僕を想い僕を愛してくれますか?
2/23/2024, 1:08:01 AM
窓から海が見えるこの部屋で
生温い風を窓から感じていた僕は
灼熱の太陽の下でカラフルな日傘を
クルクルと回しながら楽しそうに
歩いている貴女を見つけた
思わず…あっ!っと叫んだ僕をまるで
古い映画に出てくるヒロインのように
貴女はゆっくりと見上げた
微笑んだ貴女の白い肌に浮かぶ鎖骨が
汗でキラキラと光を放ち僕の心は揺れた
どこからともなく聞こえる波の音が
何かの始まりを告げているようだった
貴女はいつでもしっとりと微笑んで
僕の心を幸せにしてくれた
誰にでも平等に幸せを降り注ぐ
太陽のような…そんな人だった
2/14/2024, 10:57:14 AM
甘い香りに包まれて
幸せそうに君が笑う
美味しそうなチョコレートの
様々な形や彩りよりも
優しく微笑む君の横顔が
僕は…好き
甘い香りと濃厚でビターな
チョコの香りに包まれて
しっとりと絡みつくように
見つめる君の瞳に
僕は…恋をしたんだ
バレンタインというこの日が
僕にとっての愛の始まった日
誰よりも君を…愛している