Sugar Lips

Open App
11/2/2023, 12:31:55 PM

月明かりに照らされたこの部屋で
手を握り合いベッドに2人で横たわる

まるで…海の中にいるみたい
そう言って君は足をバタバタさせた
照れくさそうに笑う君が愛おしい

さぁ…こっちへおいで

君が眠りににつく前に…僕たちは
この運命の糸に絡まりながら
そっと優しく結ばれる

そして…君を離さないと約束する

11/1/2023, 10:51:36 AM

永遠に…だなんて
約束はできない

ただ…言えることは
誰よりもお前を
愛してるってこと

それだけで…充分だろ?

10/27/2023, 12:37:48 PM

幼い頃に憧れた紅茶の香り
華やかさとは違う深い色と
上品で穏やかな香り
素敵な大人になったら
楽しめるのだと思っていた

けれど…貴女を知ったあの日から
ただならぬ午後に楽しむ紅茶は
とても渋くて…いつまても香りが
口の中に残っているような気がした

でも…それが紅茶の香りではなく
貴女との交わりの余韻だと気付いた

甘美で毒を帯びたような貴女の香り
紅茶の緋色に溶け込んで僕を侵食する

10/24/2023, 11:42:46 AM

行かないで…

たったひと言
そう言えたなら

僕はきっと
君を失わなかった

手に入らなかった君は
いつまでも美しく
僕を惑わせる

いつかは消える感情だとしても
心はいつも穏やかではいられない

どうしようもなく…
君を想わずにはいられない

君じゃなきゃ…駄目なんだ

君じゃなきゃ…



10/21/2023, 10:44:57 AM

いつだって…
沈みきれないこの想いだけが
悲しみの色となって
僕の心の奥底に根付く

声が枯れるまで…
君の名を叫び続けたけれど
もう誰もそこには居ない

冷たい風が頬を打ち
眩しい光が心を刺す
理不尽なまでに激しい鼓動は
あの日の君を思い出させる

失くした時に頼る先が
見当たらなくて…
君の手を離してしまった

後悔から僕はまた
声が枯れるまで…
君の名を叫び続ける








Next