包み込むような、暖かさ
ずっと包まって居たくて、だけどそれが出来なくて
仕方なく布団から出て、身体を伸ばす。
嗚呼、今日も一日が始まった
---二作目---
目を開けると、横で眠る君の可愛い寝顔。
頬を撫れば、擽ったそうに顔を綻ばせて、それがまた可愛くて。
ずっとそうしていたくなったけど、
そろそろ起きて、朝ご飯を作らなくては
布団から起き上がって、カーテンを開ける。
今日も暖かな日差しが、部屋に差し込む。
さぁ、今日も一日の始まりだ...!
#朝日の温もり
324作目
一周年記念まで...あと40日
些細な事から、運命を左右する事まで
来る時は、いつも唐突で
後悔しても、タラレバを言っても
その選択肢を取ったのは、いつも自分自身だった
---二作目---
思えば、俺の分岐点はあそこだったのかもしれない
もしあの時、家を出ていなければ
俺は今の幸せだって思える居場所にも
傍で支えてくれる優しい仲間にも
出会えていなかったのだから
#岐路
323作目
一周年記念まで...あと41日
何が起きても、何があっても
最期まで、一緒に笑い合えるのなら
私は、それでもいいと思えるんだよ
---二作目---
世界が終わるとしても
君と一緒に居たいから
最期は、手を繋いで星を眺めようか
そうしたら、気まぐれ神様が
同じ場所に逝かせてくれるかもだから
#世界の終わりに君と
322作目
一周年記念まで...あと42日
また、怒られた
また、「化け物」って言われた
こんな日々が、毎日続いたら
ドン底も案外、慣れてしまうものなんだなぁ...
---二作目---
貴方に好きな人がいると知ってから
私の世界は灰色に染ってた
#最悪
321作目
一周年記念まで...あと43日
私の毎日は、何時も演劇会だ
お手本の様なセリフを言って、そのキャラに合わせた顔を作って
誰にも悟られないように、”誰か”を演じる。
...そんな私にも、唯一の休憩時間があって
それが...一人で小説を書くことだ。
その時だけは...私が唯一、”私”でいられる場所だ
---二作目---
打ち明けられないよ
こんな事。
だって、言ってしまったら、優しい君は、きっと止めるだろうから
だから、一生言ってはやらない。
一つのお墓の前で泣きながら、俺は誓った。
”君を殺したヤツに、絶対復讐してやる...って”
#誰にも言えない秘密
320作目
一周年記念まで...あと44日