霧夜

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私の毎日は、何時も演劇会だ

お手本の様なセリフを言って、そのキャラに合わせた顔を作って

誰にも悟られないように、”誰か”を演じる。

...そんな私にも、唯一の休憩時間があって

それが...一人で小説を書くことだ。

その時だけは...私が唯一、”私”でいられる場所だ

---二作目---

打ち明けられないよ
こんな事。
だって、言ってしまったら、優しい君は、きっと止めるだろうから
だから、一生言ってはやらない。

一つのお墓の前で泣きながら、俺は誓った。

”君を殺したヤツに、絶対復讐してやる...って”


#誰にも言えない秘密
320作目

一周年記念まで...あと44日

6/5/2024, 11:35:07 AM