霧夜

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6/4/2024, 10:58:26 AM

閉鎖された、真っ暗な世界

一番安心できる、唯一の居場所で

頬を濡らして、けれど声は殺して

膝を抱えて、俯いて

「死にたい」気持ちに、想いを馳せる。

---二作目---

「それじゃあ、おやすみ」
「......」
「?どうしたの?」
「いや...狭いよな...って。...すまん」
「...ふふ、謝る事ないよ。寧ろ、僕はこっちの方が良いから」
「は?なんで?身体はみ出すし寝心地悪いだろ」
「んー、だってさ?」

ギュッ

「!?!?///」
「こうやって抱き締められる口実になるでしょ♪」
「えぁ、だっだが...///」
「あ、もしかして...嫌だった?」
「うぐ、...い、嫌じゃ...ねぇけど///」
「ふふ、ならよかったよ♪それじゃあ、改めておやすみ、いい夢を」
「ん、やすみ///」

#狭い部屋
319作目

一周年記念まで...あと45日

6/3/2024, 11:02:24 AM

一人目は、初めてと終わりを教えてくれる人。

二人目は、運命を教えてくれる人。

...そんなの、信じたくないよ

だって、そうしたら

私は、君と結ばれる事がないって事だから

---二作目---

俺の隣に、居て欲しかった、居たかった。

嗚呼、なのに

君の隣は、もう埋まってしまっているんだね

#失恋
319作目

一周年記念まで...あと46日

6/2/2024, 10:52:55 AM

素を知られるのが、嫌で

幻滅されるのが、怖くって

だから私は、嘘の仮面を着けたんだ。

...そしたら、自分自身すら

本当の気持ちが、分からなくなっちゃった

---二作目---

素直な言葉が言えなくて、何時もそっぽを向くばかり。
なのにあいつは、そんな俺に愛を向けてくれて。

「大丈夫だよ」って「分かってるよ」って言うものだから

それが何だか、言葉に出来ない自分が、悔しくて。

だから

「好きだよ、__」

なんて、サラリと言うあいつに

「...ぉ、おれ、も...すき...だ...///」
「...え...!?///」

偶には、正直に気持ちを伝えたいと思ったんだ。

少しでも、沢山貰った愛情を、気持ちを、返せるように。

#正直
318作目

一周年記念まで...あと47日

6/1/2024, 11:00:24 AM

空が沢山、泣く季節。

けれど、時が過ぎれば空は泣き止んで。

また、明るい笑顔を見せてくれる。

...嗚呼、じゃあなんで

私の心は、何時になっても泣き止んでくれないの?

---二作目---

雨に紛れて、頬を伝う熱い涙。
隠すのに丁度良くて、泣きたい時は、よく雨の中、傘もささずに外へ出る。
梅雨の時期は憂鬱になりやすいけれど、雨がそれを流してくれる様で

俺は梅雨が好きだった。


#梅雨
317作目

一周年記念まで...あと48日

5/31/2024, 11:09:06 AM

真っ白で、空っぽだった君に

鮮やかな色と、沢山の愛情をあげるから

どうかこれからも、傍に居て欲しくて

---二作目---

少しだけ、流されやすくて
今までに見た事が無い程、純粋で
ちょっとした事で、すぐ真っ赤になって


でも、自分をしっかり持ってて
自身の意思を押し通せるだけの、強い力があって
困っている人が居たら、必ず手を差し伸べられる

そんな”君”が

俺は大好きなんだ


#無垢
316作目

一周年記念まで...あと49日

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