霧夜

Open App
4/17/2024, 12:30:03 PM

暑い夏を、乗り越えて

冷たい冬を、乗り切って

暖かい春と共に、桃色の花が咲き誇る

少しだけ、時が過ぎ

桃色の花が、緑色に染まる頃に

暑い夏が、やってくる。

そして、また...↺

---二作目---

少し前まであんなに綺麗な桜の木だったのに
いつの間にか、その木は葉桜になってしまっていた。

少しづつ、春も終わりを迎えてしまう

「...来年も、二人で桜の木を見ような」

そう笑う君

俺の春は、来年も鮮やかに彩られていることだろう



#桜散る
275作目

4/16/2024, 10:41:09 AM

最初は、将来を見ることが出来た。

あんな事をしたい、あんな風になりたい...っと。

けれど、今となってはそんな想いは一ミリもなくなってしまった。

将来が分からなくて、未来が見れなくて。

嗚呼...あの頃の想いは、一体どこに消えてしまったの?

---二作目---

一時期、諦めそうになった事があった。
一番近くに、一番高い壁があって。
それを乗り越えられる気がしなくて、自信がなくなって。
辞めてしまおう、...そう、考えた。

『そんな簡単に諦める程、お前の理想像への想いは軽いものなのか?』

...そう、この言葉がなかったら、今の俺は居ないだろう。
諦めて、その事を一生引きずっていたかもしれない。
そう、全てはあいつのお陰、あいつが居てくれたから...

だから、今度は
あいつの背中を、俺が一押しする番だ

#夢見る心
273作目

4/15/2024, 10:17:50 AM

私は君を、愛したくなかったよ。

だって、君は

私の事を、愛してはくれないだろうから。

......そんな事実を、自覚したくなかったよ

---二作目---

伝えられるハズもない、届くハズもない言葉。

風に乗せられ、夕闇に消えていって

その時間が、酷く虚しくて

#届かぬ想い
272作目

4/14/2024, 11:08:20 AM

夜空を仰ぎながら、そっと口を開く。

「____」っと、独り言のように呟く。

...そんな私の声は、呆気なく春風に攫われてしまったけれど

どうか風に乗って、天へ伝わってくれればいいなって

毎日、毎日のように

「もうこれ以上、彼らが苦しまずに済みますように」

っと、そう呟く。

---二作目---

神様に願うなんて、前からずっとそう思っていた。
どれだけ願ったって、結局自分自身の選択に左右されるから。
何度願ったってと、...そう思っていた。

けれど、今は違う。
叶えて欲しいことが出来て、価値観が変わった。

”ずっと彼のそばで、笑い合えますように”

切実に願った。
彼との、幸せな物語が描けるようにと

#神様へ
271作目

4/13/2024, 11:07:00 AM

穏やかな空気、穏やかな蒼。

空を仰げば、太陽がギラギラと眩いている。

今日も日光を背に受けて、この大他を踏みしめている。

...君が空へと、羽ばたいて逝ってしまった事すら知らずに。

---二作目---

空は穏やかなのに、心は荒んでいて

天気は晴れなハズなのに、今日は雨が降っている

#快晴
270作目

Next