霧夜

Open App

最初は、将来を見ることが出来た。

あんな事をしたい、あんな風になりたい...っと。

けれど、今となってはそんな想いは一ミリもなくなってしまった。

将来が分からなくて、未来が見れなくて。

嗚呼...あの頃の想いは、一体どこに消えてしまったの?

---二作目---

一時期、諦めそうになった事があった。
一番近くに、一番高い壁があって。
それを乗り越えられる気がしなくて、自信がなくなって。
辞めてしまおう、...そう、考えた。

『そんな簡単に諦める程、お前の理想像への想いは軽いものなのか?』

...そう、この言葉がなかったら、今の俺は居ないだろう。
諦めて、その事を一生引きずっていたかもしれない。
そう、全てはあいつのお陰、あいつが居てくれたから...

だから、今度は
あいつの背中を、俺が一押しする番だ

#夢見る心
273作目

4/16/2024, 10:41:09 AM