霧夜

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3/3/2024, 10:39:10 AM

お雛様と、お内裏様

二人並んで、にこやかに

女の子の成長を、願っているの

---二作目---

桜の舞い散る夜。
皆が寝静まった頃。
お内裏様とお雛様。
子供の将来の安泰を、幸せを、願いながら
二人並んで会える時を、噛み締めてる。

#ひなまつり
229作目

3/2/2024, 10:33:16 AM

先の見えない、無限に広がる暗闇。

行き場を失って、彷徨って。

もう全てを諦めて、闇に沈みかけた時

君が、優しくてを伸びしてくれた君が

私の未来を、照らしてくれたんだ。

---二作目---

不意に見せる、君の笑顔。
それだけで私は、明日を生きていようと、そう思えるんだ。

---三作目---

私の生きている意味を、
疎い貴方は、きっと知らないのでしょう?

#たった一つの希望
228作目

3/1/2024, 11:14:08 AM

君の好きな物、嫌いな物。

趣味とか、よくやる事とか

何時からか、君の事を

もっともっと、誰よりも

知っていたい、そう思うようになっていた

---二作目---

君の事を、大切にしたいと思う。

優しくしたいし、困らせるような事は、したくない。

けれど、心の奥底で、君を独り占めしたい

そんな黒い感情が、渦巻いているんだ。

#欲望
227作目

2/29/2024, 10:04:17 AM

何処か、見知らぬ地へと生きたい

そして、その過程で

生きていく楽しみを、見いだせたなら...なんてね。

---二作目---

無意識に、乗り込んでいた列車。
あれだけ明るかった空が、もうオレンジ色に染まってる。
嗚呼、このまま、天国へと連れて行ってくれないかな

#列車に乗って
226作目

2/28/2024, 10:41:38 AM

海を越えて、山を越えて

辛い世界から、抜け出す為に

何処か、見知らぬ土地へ

君と、二人で

---二作目---

電車に揺られて、のらりくらり。
どうしようもなく、あの場所から逃げ出したくて
乗り込んだ電車。

逃げたんだ、俺は。全てを投げ捨てたんだ。
なのに、どうして

「どうしておまえは...ここにいんだよ...」
「ん?私が居る旅はつまらないですか?」
「いや、そういう訳じゃなくて...なんで、こんな俺に着いてくんだよ...?」
「愚問ですね。私は君の傍に居たいのですよ。だから着いてきた、これ以上に理由がありますか?」
「...おかしな奴」
「ふふ、褒め言葉として受け取っておきますね☆♪」

楽しそうに、まるで無邪気な子供のように言うこいつ。
でも、俺への想いを言う時の表情は、まさに真剣そのもので。
嗚呼、こいつが居てくれて、嬉しいと思ってしまっている俺は
もう引き離してやれないからな。

#遠くの街へ
225作目

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