現実は、辛い事ばかりだから
このままずっと、布団の隙間に身体を埋めて
幸せな幻想に、浸っていたい
そう思ってしまうのは、悪いことでしょうか?
---二作目---
あいつとの時間は、まるで夢のような時間だ。
俺の知らなかった世界を、あいつは見せてくれて。
一つ一つの出来事に、幸せが沢山詰まってて
毎日毎日、夢見心地の気分。
あぁ、どうか。
この幸せな夢は、簡単に覚めないでくれ
#夢を見ていたい
179作目
永遠なんて、信じないけれど。
幸せな貴方との時間は、永遠に続いていけばいいのに
そう願ってしまうの。
---二作目---
特別な事は、何も無くていい。
ただ、ずっと。
君が傍に居てくれたら...。
#ずっとこのまま
178作目
冬風が、音を立てながら吹き荒れる
そんな、いつもなら何気ない冬の寒さが
今日は一段と、私の事を冷やして
---二作目---
何時からだろうか。
一人の時間が、こんなにも怖くなったのは。
無性に、人肌を感じたくなってしまうのは。
少し前まで、一人の時間は、なんの苦でもなかったのに
「.........」
「蒼月、どうしたんだ?急に抱きついて来て」
「...邪魔なら離れる...」
「邪魔じゃない。ただ、どうしてかなと思っただけだ」
「...何でもいいだろ...別に///」
「そうか」
「...何笑ってんだよ」
「笑っては無い、可愛いなと思っただけだ」
「...かわいく...ねぇよ...///」
「ふはっ、そういう所だぞ」
...こうやって、こいつが俺を甘やかすから...それに、俺が甘えてしまうから。
一人の時間が、こんなにも、寒いのかもしれない。
...早く帰ってこいよ、零夜
#寒さが身に染みて
177作目
人生の、節目の年
少しだけ、大人になれる年
節目に辿り着いた皆さん、おめでとう
この歳まで、生きてくれた事に感謝を
そして、これからも
強く生きて欲しい、そう願うよ
---二作目---
二つのグラスの中で、ゆらり揺れる赤い色
向かい合わせに座る、俺とお前
今日は、人生の節目の一時
思えば色々あった、最初こそ何も無かったのに
お前と出逢ってから、俺の何もかもは変わった
輝いた、色鮮やかになったんだ
...出逢った日から、この時まで、俺と一緒にいてくれて、ありがとう
そして、
「これからも、末長くよろしく」
キンッと一つ、小さくガラスの音が響いた
#20歳
176作目
星降る夜空に映り出される、不完全な形の君
けれど、そんな君は
満ちた彼が、更に輝く手伝いが出来る
特別な存在なんだよ。
---二作目---
お前がどんなに、自分は不完全な存在だと言っても。
俺は、そんな不完全さも全て、愛おしいと思ったんだ。
#三日月
175作目