Frieden

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3/4/2025, 10:02:55 AM

「ひらり」

太陽の花びらはらり 勇気が心を温める
満月の青葉ひらり  静けさが心を飾る
真夜中にふらり   そこには誰もいない
孤独にへらり    乾いた笑いが出た
透明の涙ほろり   風が涙をふいた

3/3/2025, 10:08:50 AM

「誰かしら?」

今日も変わらず、穏やかで平和。
これもあの方が作った機械の少年のお陰。
こんな時間が死ぬまで続くのは、とても幸せ。

鳥籠に守られて、私は美しく生きる。自由に生きる。

そんなある日、誰かがこの世界に来た。

誰かしら?

私にお客さんはいないはずなのに。

そんなことを考えながら、私はそっと戸を開けた。

「⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎……?」
聞こえるのは懐かしい声。
ずっと会いたかったひとの、懐かしいあの声。

「博士……?」「あぁ、そうだよ。久しぶりだね。」
「ずっと逢いたかった……!私はずっと寂しくて、あなたに逢いたくて逢いたくて仕方なかった!」

「でも、あなたは本当に博士なの?あなたは亡くなったはずでしょう?」「私のことを亡霊だと思っているのかい?」「……あなたに逢えるのは嬉しいけれど、でも……。」

「……とても信じられないの。あなたは私の名を知っているから、あなたは偽物ではない。それならこれは夢?」
「夢じゃないよ。私は本物だ。」

「君が心配で会いに来たんだよ。」「本当に……?」「ああ。」
「せっかくだから、少し話をしようか。」「ええ、喜んで!」

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へへっ、お互いが嬉しそうでよかったよ。
提案した甲斐があった!

さて、ボクは仕事の続きをしようか。

3/2/2025, 8:50:34 PM

「あの日の温もり」「芽吹きのとき」

めちゃめちゃ大遅刻!!!ごめんなさい!!!

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君を初めて抱っこした日。
君と初めて話をした日。
君と初めて笑った日。

あの日の温もりも、喜びも、私は全部覚えているよ。
元気でいてくれて、本当にありがとう。

せめて君は、君だけでも、どうか無事で、平穏に生きて欲しい。

さあ、君はもうすっかり一人前だ。
嬉しいけれど、少し寂しくなるね。
でも、お互い元気でいれば、必ずまた会える。

だから無理しないでね。

それじゃあ、いってらっしゃい!

2/28/2025, 9:56:07 AM

「cute!」

かわいいもの!この世界にはたーくさん!
もふもふで小さな動物たち、元気なお花、癒しのキャラクター、美味しいお菓子、柔らかな音楽!

いいなぁ、嬉しいなぁ。

そういうものに出逢いたいなぁ。
そのためには頑張らないと。

生きがいが欲しいな。

2/27/2025, 9:52:00 AM

「記録」

これは、ある記録。ある物語の、記録。

ボクは⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎。公認宇宙管理士だよ。

ボクは生命を持たない。感情はある。きっとここにある。
みんなは偽物だというけれど、この感情は本物だ。

たとえどれだけ自分を複製しようとも、からだをなくそうとも、本物の思いが、夢があるんだ。暖かさも、光も、なんだって感じられる。

だからキミの寂しさにも、恐れにも、寄り添えるんだ。
ボクはそう信じているよ。

ボクはひとりぼっちになってから、なにか大事なものをなくしかけていた。

そんなある日、ボクの大事な宇宙が壊れかけた。
そして、ボクを認識できるキミと出会った。
キミはボクを助けてくれた。

キミと暮らすなかで、世界が色鮮やかに、あたたかくなった。

そう、ボクは思い出したんだ。

「愛」。

執着や束縛とは違うそれをやっと思い出した。

だからボクはどこへでも行けた。

大事な家族を助けることができた。

ボクにとって都合よくいきすぎていて幸せでありつつも、実は正直不安でもある。ある日突然壊れてしまわないか、また永遠の別れが訪れないか、怖い。

でも、これからも全て守ってみせる。

だってボクは、愛を知るマッドサイエンティストだからね!

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