「新しい地図」
こんにちは!半月振りくらいに来ました*ˊᵕˋ)੭
皆さんはお元気にされていますか?
つい最近まで体調を崩してしまっていたので、なかなかここに来られず寂しかったです……。また戻ってこられて嬉しい限りです♪
見てくださっている皆さん、いつもありがとうございます!
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さて、今日のテーマは「新しい地図」です。
私がしばらくお休みしている間に新年度に入りました。
新しい年度に入ったことによって、新天地にたたれた方も少なからずおられるかと思われます。
はじめての場所は、たとえどれだけひとで賑わっていたとしても、とても孤独なところです。さびしさと不安とで満たされています。
怖くてどうにかなってしまいそう。その気持ちもよく分かります。
でも、覚えていてください。
目前に広がっているのは新しい地図ですが、今までに広げてきた世界も、同時に存在し続けます。
あなたの居場所は、必ずあります。
だから、どうか望みを絶たないで。
「花の香りとともに」
まだまだ寒い日が続きますが、もうすぐ春ですね。
皆さんには、春といえばこれ!という香りはありますか?
沈丁花、菜の花、木香薔薇。色々あって楽しいです。
私は、家の近くにあるお寺の「大島桜」の香りが毎年の楽しみです。大島桜は所謂桜(ソメイヨシノ)と違って、桜らしいピンク色ではありませんが、バラを思わせるような良い香りがします。
4月が近くなると、少しずつ咲き始める大島桜。
ミツバチに混ざって私もその香りを楽しみます。
……ですが、あんなにいい香りなのに、私以外の人たちはこの魅力に気づいていないようです。お寺の方でさえ、大島桜のことをよく知らないらしく、勿体ないなぁと思いました。
なので、私だけが知っている美しさだと思って、今年も大島桜を見に行きたいと思います。
花の香りとともに、いろんなものを連れて春はやってきます。
春ははじまりの季節。そして、いろどりの季節。
今年も無事に春が来ますように。
「君を探して」「心のざわめき」(3/14、15)
物心ついた頃からそばにいた君。
ずっとずっと好きだった。
ある日。
君がいなくなった。
太陽のような君が、優しい君が。
いなくなった。
僕は君を探した。
いろんなところを探した。
小さい時よく遊んだ公園。一緒に通った学校。
秘密基地を作った河原。山の上の展望台。
そして、僕と君だけの秘密の場所。
君のいそうな場所なら、どこにでも行った。
でも、どこにもいなかった。
心の中がチリチリと騒めく。
怖い、こわい。君はどこに行ったの?
星の光に誘われて天国へ?
影に引き込まれて地獄へ?
それとも、もっとすごい場所へ?
君は、どこへ行ったの?
もっと探さないと。もっと、もっとだ。
僕は、どこへだって行くよ。
「透明」
透明は、うつくしい。
波も、プリズムも、雨粒も。
あなたの瞳も、全てがうつくしい。
透明は、世界を彩る。
水の反映、ひかり、虹。
透明に呼応した世界は、やがて自分の色を持つ。
色を持つあなたはうつくしい。
黒い髪。青い瞳。陶器のような肌。
透明によって照らされた世界も、やがて自身を彩る。
色を持たない私は、透明のまま。
光と影が、からだを渦巻く。
色が遠ざかっていく。
それでも私は構わない。
私が私の世界を彩ればいいのだから。
うつくしい透明で、うつくしい世界を描く。
色がなくても、大丈夫。
透明な世界の中で、透明に生きる。
なんと素敵なことでしょう。
「終わり、また始まる。」
夢を見ていた。長い長い、夢を見ていた。
体は水底に沈み、あたりも暗くなっていく。
光は遠ざかって、闇が体を包む。
なんだか心地よい。
私はどこまでも、どこまでも沈んでいく。
どこまでいくのだろうか。
真っ暗闇まで、行けるのだろうか。
黒い静けさに身を委ねていたら、突然光に引き戻された。
今度は、自分の足で立って、行き先も自分で決めろと、そう言われた気がした。
闇の時間は終わり、そして、光に満ちた夢が始まる。
今度はどこまで行けるかな。