水月凜大(みなつきりお)

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1/1/2025, 8:49:40 AM

『良いお年を』


弾き出されて
隔絶された世界を
ぼんやりと見つめてる

憧れとも違う

ただ、感情がなくなってしまうことが
とてつもなく 恐ろしい

私が 人間である証は なんだ?



世界から隔絶されても
時間は共有されてる

同じ時間を生きている
リアルがない

どこか他人事
たしかに他人だけど

そのくせ、突然、発作のように
なぜ?なぜ?と
あの子と私の差の原因を突き止めたくなる

同じ幸せなんて
一つも存在しないのに

同じじゃないことへの
恐怖の崖が高く聳える



外の世界をリアルに感じられない

それ以上に多分、
自分の生命をリアルに
感じられていないんだ

だから、全部この世界は幻想



世界からどんなに隔絶されても
時間だけは等しく進む
新しい年は、1人ももれなく
生きているひとりひとりに訪れる

“良いお年を”

今年こそ
幻想で終わらせてたまるか

自分の生命を
リアルに感じられるように
できることを
ひとつひとつ

私の体温、息づかい、心臓の鼓動
静かに、研ぎ澄まして

感じ取ろう

今、この瞬間を生きている私を


そのとき、隔絶された世界が、
一瞬、地続きになる


『良いお年を』
具体的な誰か1人に。
今、この世界を生きているすべての人に。

心の中で願えた時、
私が人間であることを
自分自身に証明できた気がする





12/30/2024, 9:58:54 PM

『1年間を振り返る』


振り返ることも必要ないくらい
何にもない一年だった

でも、来年、おんなじことの繰り返しだけは嫌だから
何にもなかったこの一年を
振り返ってみる

一、目標を立てなかった
→目標がなければ優先順位を付けられず、1日を何となく過ごしてしまう

二、心にしか注目しなかった
→やる気とか決意とか、心の中での動きにしか目がいかず、日々の行動を客観視できていなかったから、次に繋がらない。結果、一日を振り返ることもできなかったし、同じことの繰り返しだった

三、人と比べて苦しかった
→自分がこの人生で、本当は何をしたいのか、それがわからなくて、ただただ、人と同じような幸せに憧れているようにも感じた。また、その幸せこそが最高で、そこに到達できないと見下されてしまうという不安もあった

四、何でも環境や人のせいにした
→誰かに責められるのが嫌で苦しくて、自分を正当化するのに必死だった。生きてる正当な許可が欲しかった。価値も欲しかった。

五、生きるための意味、役割、価値、壮大な夢や理想を求めすぎた
→大それたものがないと、生きていくには厳しいと感じていたし、今もそう。だけど、それが見つからない限り、生きる希望が見出せないのだとしたら、今この瞬間もずっと私は死んでいることになる。それは辛い。せっかく生きてるのに。

六、目の前の生活を軽んじ、無視し、滅茶苦茶にした
→自分に価値を感じられないと、今、目の前にある生活そのものにも意味を見出せず、投げやりで、無秩序で、気の向くままに生活していた。結果、不健康な生活になった。

七、常に怒りを感じていた
→無意識の中でも常に怒りがあったように思う。どうして自分だけとか、見返してやりたいとか、、、でも、無気力がデフォルトになった私にとって、怒りは貴重なエネルギーかもしれない

八、友達への気持ちが薄くなった
→昔に比べて、友達への大好きな気持ちや、思いやり、一緒に成長したいと言った、幸福を感じる源のような感情がめっきり減った。これは、私の人生にとってかなりのマイナスに感じる。


《総括》
一度に全部を良くしようとするとパンクして、何もできなくなるので、
一、目標を立てること
二、その目標を実現するために、日々のルーティンを決めて、淡々と実行すること
三、できなかったときは、どうしてできなかったのか、できたときはなぜ、できたのかを振り返ること
を当座の挑戦項目にしようと思う。

12/13/2024, 10:30:32 AM

『心と心』

12/7/2024, 11:13:42 AM

『逆さま』


12/4/2024, 6:21:57 PM

『夢と現実』


夢。それは避難
酷たらしい現実から、身を守るための保護地帯。 

同時に、向かうべき場所を、何度でも確認して
その度に、進むべき軌道を見つめ直すための灯台

現実。それは闘技場
傷つくことを恐れては、何も結果を残せない

同時に、本気を出すことができたなら
生きることの手応えを感じられる
可能性を秘めている

この世界に、"絶対"は無い

だから、信じることは時に苦しい

すべてが"可能性を含んでいるにすぎないだけ"の世界

グラデーションの中で 私は もがくしかない

結果は誰にもわからないし、
その時が来たら、ただ受け止めることしかできない

結果を求めて本気を出すことの代償は
結果を得られなかった場合に
深く傷つくこと
誰かを恨んでしまうこと
自分自身が
惨めで 無様で 孤独で 醜くなることへの
畏れだった

だけど、それだけで死に至る決定的な力にはならない

何もしなければ 何も得られない
結果だけでなく 感情さえも

もっと恐ろしいことは
何もしなくても 偶然何かを得られてしまう経験

脳はそれを学習して、
何もしないことを
現実の正攻法として習慣にしてしまう

だったら、生きることの手応えを感じる可能性に
かけてみたい
結果が出ようと出るまいと

それに
人生は実験の連続だ

夢という仮説を立てて、
現実に証明できるかどうか、人生をかけて
実験するのだ
夢と現実、2つを結ぶのは実験
実験の中に、失敗はない
取り返しのつかないこともない
あるのは学びと工夫だけ

もしも実験の結果が、仮説した通りに出なかった時
結果から何かを学び、実験の条件や方法を工夫して
改めて、試すことができるのが実験だ
仮説を考え直すこともできる

誰かを恨んだり、傷つくだけで終わる
未来ではなくて

生ある限り、仮説を証明できるまで、
または、新たな発見が生まれるまで
「なぜだろう」「不思議だな」を追求して
何度も何度でも
実験は続けることができる

そのとき、私は自分の小さな殻を打ち破り
宇宙という大いなる生命体の渦の中で
実験に挑む研究者だ

夢と現実をつなぐために、探究し続ける挑戦者だ




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