水月凜大(みなつきりお)

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2/2/2024, 2:00:08 PM

『勿忘草』

忘れない、忘れられない思いがある人は
人として 何かが宿り、光っている

私は なんでも すぐに忘れてしまう

覚えておかなきゃならないことさえも

今さっき考えていたことも、何考えていたっけと
わからなくなってしまう

人と話していても 相手は覚えているのに

私は思い出せないことがある

だから、覚えていられる人をすごく尊敬するし
羨ましいとも思う

忘れないでほしいと、人に強く思うほど、
自分自身も忘れなくなるのだろうか

自分にとって、これはとてつもなく大事なことだと
強く感じられれば、忘れないでいられるのだろうか


私は起きてるけど、今は眠ってるみたい
頭がモヤモヤしている
心もモヤモヤしている

起きていても、うっすらとした霧の中で
息しているみたい

時は光みたいに早く進んでいるのに
私の細胞はずっと止まっているみたい
でも、同時にゆっくりと枯れていってもいるみたい
 

勿忘草を 想い人に渡したかった青年は
霧の中にはいなかった
枯れてもいなかった
きっと燃えていた
なのに、悲劇は起きた

青年の思いは、真実の愛として
永遠の愛として、勿忘草に宿ったのだろう

勿忘草
なんて 可愛いらしい花なのだろう
なんと ひたむきな花なのだろう
見ると 心にぱっと光が灯った
止まっていた時が ゆっくりと
動き出していきそうな
そんな気さえした

霧の中に 凛とした青が咲いた
あなたの心に 少しだけ触れた気がした

まだ霧は 晴れないけれど

私も何か 忘れられない思いを持ちたいと思う

その思いを持てた時
目が醒めて、晴れた青空の下を歩ける気がする
凛とした青い心で

1/8/2024, 10:08:44 PM

『色とりどり』

1/7/2024, 2:40:33 PM

『君と一緒に』





1/4/2024, 9:45:20 PM

『幸せとは』

家の中で暖を取れること
布団の中で眠れること
家族が生きていてくれること
友だちが話を聞いてくれること
友だちの話を聞けること
今日一日を無事に過ごせること

当たり前だと思いがちになっていたけど
本当はやっぱり、違うんだよね

一つひとつ
慣れ過ぎてしまった奇跡を
大事に大事に
味わえるように

もう一度、両手にしっかり 受け止めて
抱きしめて

心のレンズのピントを合わせて

生きてみようと思います

有ること自体が 難しい この人生を
この生命を

11/28/2023, 9:20:34 PM

『終わらせないで』


あなたの物語を どうか終わらせないでください
あなたの想いを どうか終わらせないでください
あなたの感じるままの その想いを
どうか 守り 祈り続けてください

時に休むことがあっても
終わらせてはいけません

時に敗北の姿のように感じても
物語はまだ、終わってはいないのです

物語は最後まで わからない
途中では 何も決まってはいない

自問自答しながら 
最後まで どうか 歩み抜いてください

あなたの想いは
あなたの心は
あなたの決意は
あなたの悲しみは
あなたの憂いも喜びも、
絶望も希望も

あなただけしか感じられないものであるのと同時に
この世の財産を 全てかき集めたとしても
叶わないほどに 尊くて偉大な存在なのです

だから、あなたは今、ここにいるのです


続けてください

自分自身の生命が
心の底から安らぎを感じ、
何の憂いもなく
納得し、次なる生へと 旅立てる最期を
迎える日まで

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