『きらめき』
空虚な心の中に ひとすじの輝き
夜になると 押し寄せる 連日の、秋の気配。
恋しくなる 夏の暑さと ドラマチックな夏空
終わりを告げ始めた 夏と 秋の境目に
ふたたび、現れてくれる 青空と入道雲
瞬間、あぁ まだ、居てくれたんだ と、
虚な心に きらめきが 走った
自転車を漕いで、
風を切って、
夏の空を見上げているだけで、わたしは、
いつでも、物語の主人公に なれる気がするの。
空よ、わたしの大好きな 夏の空よ、
今日も、"きらめき"を ありがとう
"些細なことでも"
どんなに 小さなことでも
自分では 取るに足りないようにさえ
思えることだとしても
話してくれたら 嬉しいです
些細なことの中に
あなただけの物語の 引き出しが 顔を出していて
些細なことの中に
たくさんの キラキラが 詰まっているのです
引き出しを 開けさせていただけるかどうか
キラキラの瞬きに 気がつけるかどうかは、、、
わたしのこころ次第です
だから、わたしは
自分自身の 些細なことを 日々、
大切にしていきたいと思うのです。
『心の灯火』
真っ暗闇の中
人のために 火を灯す
そうすると、自分の前も
自然と 明るくなる
自分のために なんとか
火を灯してみる
そうしたら、誰かの前も
自然と 明るくなっていたんだ
心の灯火を 燃やせば
自分にも 誰かにも
洞窟を抜ける 意志と力が
湧いてくる
偽りのない言葉を送りたいから
落ちてる時は 開けないライン
いつもの自分が戻ってくるまで
通知画面しか開けないライン
24時間 いろんなわたし
24時間 つながっている
開けない時は 思索の旅路
本当のわたしを探してる
心からの まっすぐな言葉を見つけ
意を決して、画面を開く
心からの言葉でしか 人と人は
繋がれないなら
心の繭を 紡いで 紡いで
言葉の糸を 編んでゆく
編んだ糸には ずっと残る
繭の肌触りと 作者の務めが
そんな気持ちで
今日も 開けないラインを
弱気に パンチして
意を決して 開いてく
サナギから脱皮して
新しい自分に出会うかのように。
『不完全な僕』
不完全だから伸びしろがあり、
不完全だから成長できる
不完全だから感謝ができ、
不完全だから尊敬できる
不完全だから助け合い、
不完全だから愛が生まれる
不完全だから面白みがあり、
不完全だから楽しさがある
不完全だから味わいがあり、
不完全だから個性が光る
不完全だから工夫が生まれ、
不完全だから智慧が生まれる
不完全だから前進があり、
不完全だから充実がある。喜びがある。
不完全だから
不完全だから
不完全だから、、、
完全こそ 不完全で、
不完全の中に 完成がある