「夢を見ていたい」
いくつになっても夢を見ていたい。
年齢を理由に諦めたくはなかった。
無理かもしれないけど、挑み続けたり学び続ける気持ちはもっていたい。
「ずっとこのまま」
ずっとこのまま、微睡んでいたい。
冬の朝の布団の中とか、夏の夕暮れに風に当たる時とか。
でも、ずっとこのままだったら飽きるんだろうな。慣れてしまうと言ってもいいかも。
なんだかんだで、心地のいいところから離れるのも人の営みなんだと思う。
「20歳」
20歳になって真っ先にやったことを、未だに覚えている。
当時一人暮らしをしていた私は、日付が変わって数分後に近所のコンビニへ行った。
そして小さなビールの缶を手に取り、レジへと向かった。店員からは特に年齢確認もされず、普通にビールは買えた。
すぐに家に帰り、ビールの缶を開ける。
中からする香りは、幼少期から嗅いだことがあった。ビールが好きな父親が毎晩飲んでいたものと同じだ。
意を決して缶を手に取り、ビールを飲む。
そしてそのまま噎せた。
苦い。めっちゃ苦い。無理だ。飲めない。
私はビールをほとんど残し、適当な菓子を急いで食べた。
そうして20歳になった日の夜は更けていった。
未だに覚えている、苦い記憶だ。
「三日月」
眠る前、なんとなく窓辺に座って夜空を眺めた。
星がきらきら輝いているのが見えると、不思議と嬉しい気持ちになる。星の大きさや色って、よく見るもとバラバラで面白い。
他に何か見えないかな、と身を乗り出すと三日月が見えた。今日の月はか細い三日月。
三日月って、なぜか猫のイメージがある。
爪かな。目かな。口かな。どこのイメージなんだろう。
理由は分からないけど、きっと悪い印象を抱いているわけではないのだろう。
良いもの見れたな、と思いつつ、カーテンを閉めた。
「色とりどり」
色とりどりというと、なんだか心が弾むイメージが浮かぶ。
色とりどりの花、きっと綺麗だ。
色とりどりの鉛筆、どれを使おうかワクワクする。
色とりどりのお菓子、キラキラに飾り付けられているのだろう。
色とりどりというのは、選べる楽しさにも繋がっているのかもしれない。
何かしら自分に合うもの、好きなものがありそうだという希望にも繋がっている。
いろんなものがあるのは、きっと良いことだ。