かわべり

Open App
1/8/2026, 12:47:31 AM

「雪」

 冬になれば、この国は雪に覆われる。
 濃い緑色の木々も、黒い大地も、すべて白色に包まれる。
 とても綺麗だと思う。同時に、この景色の中に踏み入ったら戻れないのではないか、とも思う。
 そんな景色に彩りを与えて、現実感を取り戻させてくれるのは彼女の姿だ。
「すっごく積もったね! 綺麗だけど、お家の周りの雪かきとか大変そう……みんなで頑張ろうね!」
 元気に笑いつつスコップを構える彼女に、私は「そうだね」と返事する。
 幻想的な景色があろうと、私達はここに生きている。
 生きている以上、生きるための活動は続けなければならない。
 私もまた気合いを入れて、彼女と共にスコップを握りしめた。

1/6/2026, 12:03:37 PM

「君と一緒に」

 居候先の家に帰る時は、いつも一人きりだった。
 一人で仕事先に赴き、一人で頑張り、一人で帰る。
 それが当たり前だと思っていたけど、いつの間にか隣に君がいるようになった。

 今回のお仕事も無事に終わって良かった。
 村で食べさせてもらった野菜が美味しかったね。
 いいお天気で楽しかったな。

 君の語る言葉はいつだって楽しげで前向きだ。よかったこと探しの天才なんだと思う。
 だから相槌を打つ私も楽しい気分になる。気づけば大変だった仕事も、いい思い出でいっぱいになる。
 君と一緒に、楽しい思い出を積み重ねていけますように。心の中で、こっそりと願った。

1/5/2026, 1:33:47 PM

 冬晴れの日は空が高く、澄んでいる気がする。
 自分の住む地域は一年中曇りがちで、冬はだいたい雨や雪が降り雷が鳴り響く。
 そんな場所だから、時々晴れると余計に開放感が際立つのだろう。
 しかし晴れた日は雪の日とはまた別の寒さ、放射冷却現象に遭遇したりもするので大変だ。そのあと気温が上がったのなら、屋根や電線に積もった雪が溶けて塊で落ちてくる。危ない。
 しかしそんな景色も含めて、自分の住む地域の冬の情景は愛している。

1/4/2026, 10:36:44 AM

 幸せとは、美味しいものを食べたり、難しいゲームをクリアしたり、布団の中で微睡んだり、外の風を浴びたりした時に感じている気がする。
 気分の良さを幸せだと感じているのかもしれない。そういう時に脳がそういう反応を示しているのだろう。
 もうちょっと「幸せだなぁ」という気持ちを意識していくのがいいかもしれない。そうしたら、もっと幸せになれる気がする。