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2/9/2023, 11:02:05 AM













花束なんて自分には縁もゆかりもない。



…いつか、花束を貰えるようになれるだろうか。

2/8/2023, 12:32:44 PM














スマイルと言われて直ぐに思い浮かんだのは、
無理矢理笑っている女の子の姿だった。

…どうやら自分は、相当被害妄想が凄いらしい。

2/7/2023, 11:42:50 AM

















何処にも書けないことについて書こうとした。






…気づいて、馬鹿だな、と苦笑した。

2/6/2023, 10:31:25 AM










コツ   コツ   コツ   コツ
静まり返った独房に時計の音が鳴り響く。
「…。」
コツ   コツ   コツ   コツ

とある囚人はその音を煩わしいと感じた。

その囚人は騒がしい人々を殺した。

とある囚人はその音を心地よく感じた。

その囚人は自然を害する者を殺した。

とある囚人はその音を気にも止めなかった。

その囚人は何も考えず只欲望に従って人を殺した。


針は、囚人達の罪を全てさらけ出して、尚止まることなく動く。


コツ   コツ   コツ   コツ…

2/5/2023, 11:39:57 AM






「…後悔するなよ」
と唐突に彼は言葉を放つ。
「何で?後悔なんてしないよ。」
言葉を返すと、彼は何故か俯いてしまった。
そして、
「ごめんな…。」



ー最悪だ。
よりによって今、こんな事を思い出して終った。
(おい、聞いているのか!)
知らなかったんだ。 殺したのが、実の親だったなんて。
彼奴が、僕と肉親を引き離しやがったんだ。
(御前は何故、殺したのかって聞いているんだ!)
ああ、答えてやるよ。
彼奴を守るためにさ。
あまりにも愚かでどうしようもない僕は、肉親を脅威に感じたんだ。
何であんな馬鹿な事をしたのかと今更ながらに思うよ。
僕達の人生をめちゃくちゃにしてくれた彼奴のために、
家族の亀裂を深めて、もう修復さえ出来ないようにしてしまうなんて…。
……嗚呼、ああ、あああ!!
何で、何なんだ!?
僕達になんの恨みがあるってんだよ!?
(おい!もういい加減にー)
僕は机に乗り出し、捜査官に応えてやる。








「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああっっっっ………」
そんな声が聞こえたような気がした。
一体全体誰の声だと考えるまでもなく、私には分かってしまう。
懺悔と憤怒の迸った命の叫びだ。
親殺しの狂った少年の、少年自身と私を糾弾し続ける、果てのない叫びだ。
私だってこんな事をしたくなかったよ、と弁解しても、その声はいつまでも身心を突き刺し続ける。
其れぐらい、犯した罪は重かったのか?
もはや一生、この叫びを私から拭いきる事は出来ないであろう。

「っ…」
後悔なんてそんなちっぽけな物じゃあ無かった。
男は、壊れかけの木箱にもたれかかり密かに哭く。

その涙が堕ちる先は、もう何処にもないのであった。


ー溢れだす気持ちー

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