シロツメ ナナシ

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6/27/2025, 3:43:29 PM

『まだ見ぬ世界へ!』


道が怖くて進めない
今日まで積んだ常識を
振りかざしたくてたまらない

変化を辞めるは衰退の始まり

頭でどれだけわかっていても
変化を恐れる自分がいる
未知を恐れる自分がいる
人はいつでも変わること
そこを恐れず進みたい

変化をするのが人の成長

昨日と違う自分でいい
きらわれたって仕方ない
それはあなたのせいじゃないんだよ
変化を恐れないあなたが
相手にとって何となく
怖く感じるだけだから

変化を恐れずすすむ君こそ
この世で最も尊いんだから
なんにも恐れることは無い
無知や未知であることを
バカにする人いるけれど
そんな人は笑わせとけよ
歳も時間も場所も違うから
それが分からず笑ってるだけ
気にする必要ありゃしない

変化を求めてすすむ君
この世で最も尊い君だ


〜シロツメ ナナシ〜
189

6/27/2025, 3:49:37 AM

『最後の声』


「あんた、
 ちょっと大きくなったねぇ」

それは1番覚えてる 祖母の言葉


今年の年明け
その日の夜に虹の橋を渡った祖母

―――あれから半年がたった


その言葉は年明け前に聞いた言葉だが
過去のどの言葉よりも
1番 心に残り、
心の支えになっているほどだった


祖母とは年に1回程度しか会わないから
その言葉はもしかしたら
割と普段から身の回りの人に
言ってる言葉なのかもしれないけれど

だとしても 今の自分には、
とてもありがたい言葉だった

少しでもそう思わないと
大きくなったね とか
成長してるね とか
そんな言葉はまず出てこない
そう思ってるから


だから…ずっとずっと、
(どんなに頑張っても
周りの人達に追いつけてない…)
そんな風にしか自分を思えてなかったし
周りからも褒められることも滅多にない

だからこそ―――
とてもありがたい言葉だった

ネガティブ思考はまだあるけど
その力も使いながら
祖母に貰った言葉を胸に
私は今日も、今を生きていく―――


〜シロツメ ナナシ〜
188

6/25/2025, 12:09:04 PM

『小さな愛』


愛は愛なんだろうけど
優しさもまた愛だと思ってる

自分の意思で
やろうと思わないと
その人に優しくできない
優しさは性格じゃない
心のエネルギーを使う

見知らぬ誰かに送れば
それは小さな優しさ

知ってるあの人に送れば
それは小さな愛になる

優しさも愛も無限じゃない
それは忘れちゃいけないから
もしもあなたが
「小さな愛」を見つけた時には
どんなに遅くなってもいいから
「ありがとう」を返して欲しい
その言葉一つで
また優しくしたいって
人はちょっと思っちゃうし
あなたもまた
優しさと愛を持つ人に
小さな1歩を踏み出せる

無限の愛は無いけれど
恩や愛は、
きっと必ず循環する
時々ただただ欲しくなるけど
満たし終わったその時は
またほかの人に小さな愛を
あなたから分け合える日が
ゆっくり必ずやってくる


〜シロツメ ナナシ〜
187

6/24/2025, 1:53:01 PM

『空はこんなにも』


○「ってタイトルが来るとさ?
  抗いたくならない!?」

●「おー久々に来たな?
  初っ端からメタ発言」

○「だって定番じゃない!?こういうのが来ると空は青いのに自分の上だけ雨だーとか満点の星月夜なのにこの世界は荒れている〜とかみたいな描写とか」
●「句読点入れろ一気に言うな!
  読み手が息継ぎに困るだろ!?」

○「というわけで逆を考えてよ!」

●「逆?例えば音は大雨だけど
  家の中は笑顔で晴れてる、みたいな?」

○「あーやっぱつまらないかぁ
  もっと違うの考えて!」
●「早速基準が面白さ判定かよ…」

○「大事!」

●「肯定はするが…」

○「とういうわけで
  誰もが笑うやつ考えて!」

●「メタ発言程々にしてくれ!
  ガチな無茶振りするな!
  筆者が泣く!」

○「その筆者が喋らせてるんだから
  私責任ないもーん!」

●「マジでやめたげて?泣くから」

○「……オチは?」

●「ねーよ」

○「……マイナス89点」


〜シロツメ ナナシ〜(泣)
186

6/24/2025, 6:20:53 AM

『子供の頃の夢』



お父さんの小さい頃の夢
ってなんだった?


ん?ん〜…
確か大工さんだったかな?


大工さん、やめちゃったの?


やめた訳じゃなくて
なれなかったんだよ


なんで?


大工さん向いてなくてねぇ
釘を打ったり設計したり
どれも結構好きなんだけど
高いところが苦手でね…
それに、
大きいものを作るのは好きだけど
小さいものもしなきゃってなったら
なんかつまらなくなっちゃってね…


ふーん、じゃあなんで
今はケーキ屋さんなの?


なんでだろうねぇ


え?お父さんも分からないの?
何か頭の病気になったの?


ごめんそういう事じゃなくてね
説明すると難しいけど
とにかくお金稼がなきゃって
毎日目の前のことをしてて
その時にケーキ屋さんの
お手伝いをすることがあったんだ
その時に初めて
同じ作るでも違う作る楽しさが
急に小さく目覚めてね
ひとつずつやっているうちに
そこでお仕事がつづくようになったんだ


ふーん
それで作るの上手なんだね


っはは、そうかもね


だって美味しいし
それに今、
お家も作れるようになったもんね!


―――そうだね

「特別賞 作品名―――『夢の家』」


〜シロツメナナシ〜
185

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