シロツメ ナナシ

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1/1/2026, 12:19:58 PM

『新年』


一年の計は元旦にあり


と、
最近はそういう王道のものに
乗っかってみようかと

とはいえ
私のやることはそんなに変わらない
今日も今日とて
思ったものや感じたものを
それとなく書いていくこと

でもそうだなぁ…
ひとつぐらいなにか
大きな作品がかけたら楽しいかな?

例えば……
とっても王道な作品を
自分も書いてみたいなぁ
主人公たちがいて
それを助けたり競ったりする
たくさんの登場人物がいて、
何か一つ目的があってもいいし
今の自分みたいに
その少し不思議な世界で過ごす
ただの日常みたいなのもいい
……もっとも、今の私には
そういうのしか書けないと思うから
でも、
そういうのこそ、
心の向くまま気の向くままに
繰り広げていって
ちょっと不思議で割といつも通りで
話としてはよくある当たり前なのに
現実には実は中々ありえない
人と人と、人と動物の出来事を
それとなく書いてみたいな
のんびり過ぎていいし
ダラダラになってもいいし
何かちょっと動くきっかけになるなら
当たり前のようで当たり前じゃない世界を

だって、それこそが
書いてみたいものだから


〜シロツメ ナナシ〜

1/1/2026, 9:59:27 AM

『良いお年を』


ゆく年くる年

月並みな言葉を

また言えることも

また幸せのひとつ


〜シロツメナナシ〜

12/31/2025, 5:36:00 AM

『星に包まれて』


小春日和



少し長めの芝に寝っ転がり

青空をぼーっと見上げる

ちょっと大きく呼吸をする

土の香り

少しだけ首元がかゆい

襟をたててもっかい寝そべり

また空をぼーっと見る


一瞬ふわっと、風が吹いた―――


〜シロツメ ナナシ〜

12/30/2025, 4:15:37 AM

『静かな終わり』


寝ている犬や猫の
寝息さえ聞こえてきそうな
静かな夜―――

無音で耳が痛くなる感覚
こんなの、いつぶりだろうか


今年の私にとっては
1年の終わりという実感が
過去イチで薄い

オマケに今年は
過去イチ早く1年がすぎた気がする


除夜の鐘―――

終わりの始まる音がした


〜シロツメ ナナシ〜

12/29/2025, 5:16:29 AM

『心の旅路』


―――――――――ァァ……


――――――キモチワルイ



それはまるで

心臓に穴を開けられ
そこに何者かが住み着いてるかのような

酷い違和感だった―――


……だれ?

私の中に勝手に入ってくるお前は…

そのあまりに酷い違和感に
今にも口からなにか出そうになる…

少しでも……「それ」を
突き止めなきゃ―――


私は自分の中に、1歩踏み出す


そこは―――真っ暗闇

目の前も足元も見えない
風がないのに、空気が淀んでる…
まるで もぬけになった虫の巣にでも
いるかのような…

気持ちも体も重くなる……

何とか一歩を踏み出す
その瞬間、落ちる感覚があった
だがそれは一瞬で、
1つ下に落ちたようだ

その場所は、
とても薄暗いが少し見える

赤い絨毯に白い壁
目の高さのところに
消えかけのローソクがいくつか残ってる
先の見えない廊下
……なんかのホラーゲームの世界みたい

気は重いが、足だけ急に軽くなる
あまり進みたくないけど…
この先を進んでみる

うっすら……「それ」の気配を感じる

扉をたまに見つかるが、
それはどれもボロボロだったり、
傷ついていたり、血まみれだったり、
どれも開けたくなかった……

そして壁―――

――――――――――――見つけた

わざわざ壁に穴を開け
……いや、開けたと言うよりは
まるで吹き出物のような……
その人の毛穴のようになっていて
私にとっては
それがただただ、きもちわるかった…
その中には、何人かいた
向こうはこちらを困ったような
でも何かを狙うような薄ら笑いをしながら
自らの伸ばしたい手を抑えるように
こちらをずっと見ていた

その光景は……
最初に思い見た光景と同じだった
そして、今私の中にある「それ」と
同調したがってるかのように存在していた

「それ」は、私を取り込もうとしてるのか?
「それ」は、こちらに来ようとしてるのか?
どちらにしても
イヤでイヤでたまらなかった……

私は必死に目を逸らし、
この先に進むことにした


その先の壁には
―――また「それ」がいた

進めど進めど「それ」はいた
「それ」は 全く同じだった
同じものが、同じ大きさ、
同じ中身、同じ動き、
……中が見えないのに、
それらは同じだと何故か わかった


どれもどれも
入っちゃいけない感覚がある
どこに行っても、同じ「それ」がいるが、
そこは……奈落だと悟った
どれをどう選んでも
正解はない気がしてならなかった


――――――しまった!足!

下が見えてなかった

私は「それ」に捕まり 落ちてしまった……



「それ」の先は思った通り、
      奈落だった―――……
いや、
宇宙に放り投げられた感覚の方が
もっと近いかもしれない


「それ」は、
こちらとじっと目が合ったまま
こちらになにか伝えたりすることもなく
見つめていたのだけはわかった

奈落に落ちていく

落ちる速度が……

ゆっくりと……ゆっくりと……

緩やかになっていく


一瞬からだがふわっとなると

宙に浮いてる感じがした

足が地につかないが……
また真っ暗闇の中に取り残されたようだ


ひとつ―――光が見える

あれは多分……自分が落ちたところ
だが、その先が……出口が
何か違うものに変わってる…ような気がした
落ちていたはずだが、
いつの間にか縦と横が変わってた

今の私の心には……まだ違和感が残ってる
「それ」がいる感覚がする

……私に、
何を伝えたいのだろう
どうして欲しいのだろう
勝手に私に住み着いて、
私をどこかに連れて行って
貶めようとしてるのだろうか…?


今あるのは、
この頼りない足と
心に住み着く「それ」

ひとつの光のその先は
虎が出るか狼が出るか……
鬼が出るか蛇が出るか……

私はゆっくり―――進んでく


〜シロツメ ナナシ〜

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