『約束だよ』
どんなに矛盾しててもいい
自分も含めて
誰からも理解されなくても
全然構わないから
進んで欲しい
心のままに選んで欲しい
決めて欲しい
あなた自身の意思のままに
全部が全部は
出したくないのはわかる
だけれども、それでも
「あなた」を も少し出して欲しい
我慢に我慢を重ねたから
「あなた」が壊れて
今の「我慢強いあなた」が生まれたのは
それはそれでいい事だけど
「本当の音持つあなた」はどうなるの?
もうあんな人らしくない姿も表情も
二度と見たくはないからさ…
だから、…約束だよ?
もう少しだけ、
「本当の音持つあなた」を出して欲しい
多少きらいになるかもだけど
本気のキライになんて
私はならないからさ
私も「本当の音持つ私」になっていくから
「本音の自分」と
「我慢強くて弱い自分」と
足して2で割るその時に
1番良い自分が生まれると思うんだ
そんなあなたとそんなわたしで
一緒に進んでいきたいな
〜シロツメ ナナシ〜
『雨上がり』
走った
どこまでも走った
軽かった
とにかく体が軽かった
かけていく
空に向かってかけていく
晴れている
心がこんなに晴れてるなんて
雨上がり
心の晴れが最高の気分
降っている
空は雨が降っている
雨具は無い
何にもなくてずぶ濡れだ
でもいいの
今生きてる自分が好きだから!
それでいい
悩みを捨てたわけじゃない
持っていく
悩みを小さく折りたたみ
全部は無理
悩み全部は解決しない
だとしても
まだ届く夢も残ってる
だからこそ
まだ叶う願いもあるはず
解き放つ
過去の悩みを精算だ!
そのために
私は生きたいように生きる!
~シロツメ ナナシ~
『勝ち負けなんて』
あなたはヒトの勝ち負けを
なにかこころのものさしを
持っていたりは しませんか?
私はたくさん 壊してます
心のものさし 壊してます
日々頑張って 壊してます
いったい何回 壊したか
はてさて何本 壊したか
数えることは 辞めました
だけどそれが 性(さが)だから
比較をしちゃう生き物だから
比べて比べて 優越感
比べて比べて 落ち込んで
比べて比べて 比べ抜き
最後は必ず 私が負ける
比較は必ず 自己敗北
避けて通れぬ道だけど
比較をしたならその数だけ
私は私を愚弄する
気づかず傷つけ過ごしてる
自分で自分をいじめてる
そのこと気づくのずっとあと
心の容器がボロボロに
そこが抜けて使えない
そこまで行って初めて気づく
比較は私を傷つける
どんな世界で生まれても
どんな姿や形でも
どんな道を進んでも
どんな有名無名でも
あなたは同じ価値がある
実感わかない? 私もそう
人からどんなに言われても
同等だとは 思えない…
思えないけど考える
どれだけ優れ 劣っても
どれだけ天地の差があれど
私たちは誰しもが
「同じ時間を生きている」
この真実がある限り
私の命も同等と
そうなのかも?と 極わずか
思うぐらいは 出来てきた
もしも比較の迷宮に
迷い込んだら立ち止まり
自分の心と会議の時間
「勝ち負けよりも大事は何?」
とにかく語り とにかく問う
何度だって問いかけて
何より大事は 自分の思い
心か 身体か 魂が
必ず知ってる幸福論
あなただけの幸せを
その物語を綴って欲しい
それを何度も繰り返し
出来上がってく羅針盤
あなたの心の迷いの森
迷って戻って切り開き
悩んで超えて強くなる
きっと進んでいけるから―――
あなたの思いを満たしてけ
命が終わるその日まで
あなたがもっと 続いてけ!
~シロツメ ナナシ~
『まだ続く物語』
どれだけつまづいただろうか
どれだけ壁にぶつかったのか
どれだけ間違えただろうか
どれだけ失敗したろうか
悩んで悩んで悩んでた
迷って迷って迷ってた
つまづき転んで怪我してた
ぶつかりぶつかりぶつかった
あらゆる感情溢れてく
泣いて喚いて叫び声
あとどれだけ繰り返す?
誰に聞いても分からない
何のためかも分からない
私はひとり、ただひとり…
みんなが同じに見えなかった
わたしと同じに見えなかった
同じ種類の悩みや苦労
持っているとは思うけど
それは私に見えなくて
超えれる強さが羨ましい
私は私、ひとはひと
これを何度唱えたか
安心感を呼び起こせども
湧いてこなくて、またため息
それでも「私はまだ続く」
快速切符を使わぬ限り
何度も何度も使おうかと
考え留まり、今がある
本当はここから逃げたいけれど
それは解決なんかじゃない
全て含めて シナリオ だから
私はまだまだ終われない
死が罪滅ぼしと言うのなら
生は更なる罪滅ぼし
取り戻すとも違うけど
嫌われるかもしれないけど
何もしないより凄くいい
生きてるだけで構わない
生きていれば、
何かができる!…かもしれないし
失敗続きの過去の自分
優れる事は無いかもだけど
凌駕し超えることはあるから
私は生きる、まだ生きる―――
まだまだ私は、終われない
~シロツメ ナナシ~
『渡り鳥』
渡り鳥に 時々憧れる
自力で生き抜く力を持ち
海をも超える飛行能力
上昇気流が存在するのか
まさに風に乗って飛んでいく
大型の鳥にいたっては
仲間と共に列を組み
空気を上手に使いながら
みんなで一緒に超えていく
陸地ならまだしも
彼らは海を超えるのだ
いかに飛べる鳥だって
命懸けに決まってる
休む場所はありゃしない
過酷な試練と冒険を
携えてるのが渡り鳥
彼らは地図も持ってない
GPSもありゃしない
実は鳥の頭の中には
先祖から伝わるマップでも
実は入ってるんじゃなかろうか?
ちょっとその能力羨ましい
私は時々憧れる
渡り鳥に憧れる
彼らの能力そのものや
旅するチカラや自由度に
行った先でパートナー
見つけられるわけだよね?
そういう点でも…羨ましい
あの鳥たちの生き様は
私たちに何を言う?
自力の強さの大切さ
仲間と生きる必要性
一つ一つを紐解くと
私の生き方進み方
少しは見えて来るのかな?
飛び続けたい
高くても、低くても、
私の空を進みたい
頭のマップは狭いけど
少しずつの開拓で
世界が徐々に広がって
私の行きたい行き先が
ひとつでも多く、みつかるといいな
~シロツメ ナナシ~