『さらさら』
猫も衣替えをする
ご存知の方も多いだろう
寒い時期は特にモフモフ
猫の毛並みも絶好調
そして
猫も衣替えをするのだ
暖かくなるにつれ
毛の生え変わりが多くなる
言い換えると
抜け毛が増えてくるのだ…
寒い時期の
モコモコ具合と違い
暑い時期になると
猫の毛並みはわりとさらさらしてる
生えてる量を調整して
身体の熱を外に逃がすため
これぞまさに猫の衣替え
夏場は夏場で違う撫で心地
さらさら具合が心地よい
だか唯一の難点が…
先程も言った通り
抜け毛が多い…
そしてさらに
自分の手そのものが
まるで猫のブラシと化すのだ…!
いいのだ…!これで良いのだ!
なぜなら猫は暑いの苦手な子も多い
なのでブラシはなるべくしよう!
冷たく濡らした両手で
猫の全身を撫でることで
涼む効果もあるらしい!
これはいい!
シャワーが苦手な猫さんの
簡単なお手入れにもなるし
猫たちは涼むことも出来る!
猫が倒れたら私も倒れてしまう…!
全ては、お猫様のために―――
~シロツメ ナナシ~
『これで最後』
️○…やべ……
目が覚めちゃった…
仕方ない……ちょっとトイレ行くか…
ズル…… ズル……
○…?
…なんだ?この音…?
ズル……… ズルル……
○……はっ!ま、まさか!
ばたん!(……!!)
○お前!
●うそ……だってまだこの時間は!
○お前……また…なにやってんだ…!
●違うの!これは違うの!
お願い許して…!
○もう無理だ!その願いは聴けない!
●だって…仕方なかったの!!
○なお悪い!あれだけ…
あれだけ話し合って、
約束もして置いたはずだぞ!?
●それは…それは…!
これで…これで最後だから!!
○この会話も…もう4回目だ…
もう無理だ!
●あ!だめ!!それ私の!
○それも違う!
これは完全に俺のだ!!
●どこにそんな証拠が!?
○これを見ろ!!
●……!?そ、そんな……
○お前は……欲に負けすぎて…
こんなに見えるものさえ
まったく見えてなかったんだ…
●ご、ごめんなさい…
もう…もう許して…!
○いいや、もう無理だ
このやり取りも信じられなくなった
なんとやったと思ってるんだ…お前は…
●ごめんなさい!
ほんとに…、
ほんとにこれが最後だから!!
○絶対だめだ…
従って……あの契約を決行する…!
●そ…そんな……!
そんなことしたら…餓死しちゃう!
○せんわ!!
夜食は約束の体重になるまで
絶対禁止!
それから3食も俺の制限の元
一緒のものを無理のない範囲で
絶対に結構してもらう!
それから…
●うそ!?まだ…
まだほかにあるの!?
○あっただろ!?
ほらこれ!!
●こ…これは……!
○その時の契約書だ
●私の……サインまで…
うそよ!私…お、覚えてない…!
まさか…お酒飲んでる時に…!
○違うわ!
その日は完全に
シラフだっただろ!?
●くっ……!
○さぁ、観念しろ!
●まって!まってよ!
だってあなた……
ほら、大きい方がいいんでしょ?
ね?ね!?☆
○否定はせんが…
それは特定の部分のみだ!
顔たるみはじめて
お腹まで出すぎて…
ボン!キュッ!ボン!ならいい!
だがな…
今の君は 「ボン!!」なんだ!
●グフッ…!!
○さぁ食事も運動も
俺も一緒に頑張るから!!
行くぞ!!
●うわーん!!
せ、せめて明日から…!
○だーめ!
その結果が今なんだろ!
まずは今この夜食である
カップ麺をやめる!
そしてすぐ寝る!
●せめて!
せめてあと一口だけ!
○だーめ!
半分は俺が食う!
んで朝は俺が作るから!
●うぐぅ~~~…
ふぁーーいーー……🌀
~シロツメ ナナシ~
『君の名前を呼んだ日』
初めて人の名前を呼んだ日
それは初めてであった日
だけどあなたは
2度目の、
その人の名前を呼んだ日を
覚えていますでしょうか?
あなたが初めて
その人を頼りたい時
気持ちを共有したい時
思いをぶつけたい時
どんな時だっただろうか?
人を呼ぶと言うことの
その凄さを、あなたはまだ
知らないのかもしれない
人との繋がりという
その凄さと尊さを
~シロツメ ナナシ~
『やさしい雨音』
自分の耳が神経質
雨の音が好きじゃない
とっても耳に響くから
夜の雨はとくにいや
私を寝かせるつもりがない
ボトボト ザーザー
容赦がない
晴れの夜は幸せだ
雨の音がしないから
ちなみに風は好きなんです
木々がサラサラ歌うから
私のモヤモヤ 心の中
持って行って くれるから
今夜は雨と予報士さん
そんなことを言わないで
朝から夜が ゆううつだ…
朝と昼はくもり空
だんだん夜が近づくと
雨の匂いも少しずつ
迫ってくるから 心はドンヨリ
そろそろ寝る時 耳障り
風の音が聞こえてる
これなら何とか寝れるかな?
翌朝気づいた雨の匂い
外を見れば くもり空
道もなんだか濡れていた
外は何かが降っている
私の知らない雨だった
昨夜の風は 雨だった
それはまるで霧吹きで
遊んでいるかのようだった
こんな雨があるのかと
気づけば私は 外に立つ
〜シロツメ ナナシ〜
『歌』
歌は
私の心の支え
歌があるから
私の気持ちを表現出来る
歌のおかげで
私の気持ちを1番出せる
歌と一緒に
歩いてこれた
歌って時には
敵にも味方にもなる
歌のせいで
酷く落ち込んだこともある
歌とは
喧嘩する日もある…
歌を思って
どちらともなく仲直りする
歌が私に
寄り添ってくれることがある
歌はまさに
世界一の変化の達人
歌は
私の中にも 溢れてる
どんな色にも形にも
なって私と ともにある―――
〜シロツメ ナナシ〜