1/17/2025, 12:02:25 PM
透明な涙
色ついてたらそれはそれで怖いよ
1/15/2025, 12:36:19 PM
あなたのもとへ行きたいのだけれど、どうすれば飛べるのかしら?
1/14/2025, 12:49:50 PM
小説
迅嵐
「嵐山ー…って、あれ?」
資料を片手に眠りこけている嵐山を見て、おれは声のボリュームを落とす。真面目な嵐山からすると、とても珍しい光景だ。
顔を覗き込むと、すぅすぅと小さな寝息が聞こえてくる。長いまつ毛が目元に影を作っていた。形のいい唇が目に飛び込んできて、おれは心の中で呟く。
たまには良いよね。
そして顔を近づけると、そっと嵐山の唇を奪う。
柔らかなそれは少し甘くて、離れ際には寂しくなって舌でペロリと舐めた。
「……何やってんだろ、おれ」
段々と恥ずかしくなってきたおれは、また来ようと決意し身を翻す。
後ろで嵐山が顔を赤く染め、資料をくしゃりと握りしめていた事をおれは知る由もなかった。
1/12/2025, 6:54:54 PM
小説
迅嵐
夢を見た。
おれとお前は戦場の中にいて。
夢の中のおれはお前に背中を預けていて。
お前は自分の部隊を持ってるから、おれの背中だけを守ってくれるはずないのに。
おれと同じような広さの背中を、こちらに向けて。
お前は一言、
「死ぬなよ、迅」
おれは一言
「お前もな、嵐山」
戦うことが、ただ楽しい。
おれたちは舞った。只々楽しさだけを追い求めて。
あの夢のつづきを、おれは知らない。
1/12/2025, 4:10:16 AM
手を繋いだ彼がそっと呟く。
「あたたかいね」
私は一言。
「ほんとね」
苦手な冬が少しだけ好きになった一日。