「この葉……有毒ガスやから気を付けろよ〜」
「すごい、そんなのわかるんですか?」
「炎が不自然に揺れたり消えたりする時は普通の空気やないんやで」
「へえ〜、知らなかった」
「……え?あんた何者です?」
「……ただの」
「筋モンでーす✌️」
2025.10.6.「燃える葉」
なんか急にカラスバニキが降りかかってきて。発売前やからなんでも予想し放題ですよねぇ楽しい。
有毒ガスが散乱してますがミアレは普通に治安悪いのでこんなこともアリエール。だろうという判断です。
まだ2週間くらいあるのバグですか?
まあ、今日だけ許してくださいとか、俺には関係無いけどな。
「今日」って別にその日だけじゃ無いし。
え?何を言ってんだって?
分かるかな。
要するに今日は今日じゃ無いし、今日なんだよ。
分かんない?まあそりゃそうだろうな。ひゅーひょい、並の説明してたって俺でも分かってるわ。
……俺が誰かって?
えー……それ訊く?そんなに気になるもんかな。
まあ、一応……「時をかける少女」やらせてもらってます、あなたの守護霊です。
俺の前では今日とかいう時間は消えたりします。改めてどうぞよろしく。
2025.10.4.「今日だけ許して」
この後めちゃくちゃ過去に戻った。
「おねがい!ごめん本当に今日だけ!ねーおねがい!」って同じ日に何回も言う経験ができた人間とそれを見て大爆笑する守護霊。
「君は、TKGに入ってた小さな殻みたいだな。
誰かの大切なものを内側から少しずつヒビを入れていく。そして壊す。壊したら笑って、最後に見捨てる。
逃げるが勝ちなんて言うが、私はそういうの不公平で嫌いだ。
そんなこと言ってしまうような人間なのであれば、死んだって別に涙は流れない。
ごめんね?
もう君の両足は機能しない。
ずう〜〜〜っと一緒にいてくれる?」
2025.10.2.「遠い足音」
ちょっと前に体育祭があって、リレー走ってた時に敵の知らない後輩男子くんに、「先輩コケてくださァい!!」って言われました。キミ誰。
少し肌寒くなって、乾いた風が吹き抜ける。
そんな朝が好きだ。
「最近のお米マジで美味すぎて鳥肌なんよ」
「えそれなお米ってやっぱ最強だよね」
「世界救う代物だよな」
こうやって、友達と登校する学校も、この時期になると過ごしやすくて良い。
こんな日常が好きだ。
虫は春の頃より少ないし、アニメが放送され始めたり、ゲームの新作も増えるし、湿気で髪の毛が爆発、なんてことも減る。
願って叶えてくれるなら、一生秋が続いてほしいと思うのは俺だけだろうか。葉が紅く色づき始め、日本らしさ、美しい和の世界が映えるこの季節はやっぱりすごく最高だと思う。
四季がある日本という国ならではの当たり前。
花のように儚く、空のように繊細。
日本人に生まれてきて、良かった。
2025.10.1.「秋の訪れ」
四季の中では秋が1番好き。米がガチで美味い。
もう10月なんですけど。早くないですか。
色、と言うのに、色でない。
それが白と黒。
白や黒は、赤や青にはなれない。
鮮やかな色にも、くすんだ色にも、渋い色にも、明るい色にもなれない。目に映るもののなかで、白色や黒色が映える色を考えてみると分かるが、白と黒は、お互いがお互いに目立たせている色でもある。
そんなわけで、僕ら双子もそのような存在なのだと思う。
料理ができない兄。
音符が読める僕。
運動神経は良い兄。
陸上競技なら負け無しの僕。
互いにとって無いものを、互いは持っている。
その感覚はあまり不思議とは感じず、ごく当たり前のものだと、心の隅で思っていた。
兄が白なら、僕は黒。
お互いに無くてはならない存在だから、赤や青なんて色は必要無い。
モノクロでいい。
ぶっちゃけそれが僕らにとっての幸せで、灰色なんて色も必要無いのだ。
2025.9.29.「モノクロ」
最近ずっと思ってる事。
:音楽の悪魔がいる時代に生まれて良かった。