汚水藻野

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9/22/2024, 10:00:33 AM

 秋の恋は長続きする。
 と言った人は長続きしたんだろうか。

 俺の恋を大事にしたい。
 そう、大事に。

 二人の高校生の男女が、互いに好きを言えずにどんちゃん騒ぎするアニメ、漫画、ドラマ、小説。
 そういう、3次元のような"どんちゃん騒ぎ"を、一度でいいから、俺の恋した人としてみたい。
 いや、まずあっちが好きかどうか分かんないけど。

 もし、世界が二人だけで回っていたら、なんでもできるのに。

#2024.9.22.「秋恋」「大事にしたい」

9/19/2024, 10:35:13 AM

 時を止められる能力。
 そんな能力を植え付けられた、現女子大学生の私。
 天性のものだから無くならない限り一生一緒に付き合っていくもの。知られない方がいい。

 だから先輩にはいつも、「気のせい」と言う。
 例えば先輩が自身の眼鏡を落としてしまいそうになった時。
 例えば先輩が危ない事故に巻き込まれる前。
 例えば先輩と過ごす時間を長引かせたい時。

 「あれ?なんか急に息切れてない?」
 「(アンタの事故死を防いだんだよ)……い、いえ…気にしないでください……」
 「あ、そう?」
 「てか能天気すぎませんか、今ちょっと危なかったですよ」
 「いや大丈夫大丈夫、俺この前2台の車の間にいたけど無事だったよ」
 「どういう状況???」

 とまあ、先輩は先輩で、意味の分からない出来事が起こっているらしいが、死亡フラグの立ちすぎだと思う。
 時間が止まることで助けた命が結構たくさんある。
 それは誇りに思っているし、多少は嫌だと思っていても、この能力があってよかったと思う。

 先輩を助け続けることができる人生は、私にとっての幸せなのかもしれない。

#2024.9.19.「時間よ止まれ」
 時間を止める能力って言うと、東方の咲夜かな。
 最近とあるゲーム実況者さんに出会って、そのチャンネルのキャラ付けが本当に上手くてハマりました。初見動画はIb。

 「大学生の超能力者。」
 サークルが一緒の先輩が心配すぎる。

9/16/2024, 5:05:41 AM

 げっ……。
 ああ、噂の彼女だよ。
 あの人やたら男と遊びたがるよね〜…、女友達と遊びに行けばいいのにさ。
 は?
 いやそれはない、だって俺はナイ。
 向こうがそう思ってたとして、俺が「はいよろしくね」って言うと思うか?
 逆に、逆に!
 お前ならギリありそうじゃね!?
 絶対話合うだろ。
 漫画、好きなんだろ?
 だって、お前が好きで俺に近づいて連絡先…とかもあるじゃん?そういう話の見過ぎかもしんないけど。
 いや、でも俺はないからな?
 この前『真くんまた遊びに行こうね』って言って半年行ってねぇもん。
 絶対お前に気があるんだって。
 もうお前がLINEしたら?
 え、そうしよそうしよ。
 …………。
 笑っていい?

#2024.9.16.「君からのLINE」

 『恥ずかしくて言えなかったけど…ずっと好きでした…!
 付き合ってくれませんか?』って来てました。
 大学生の友達。男と女と遊びたがる女。

 今日大好きな先輩からお菓子もらえました。
 だいすきでーーーーす!!!
 愛!!!ハート!!!!

9/15/2024, 8:26:28 AM

 「ねーえー、まだ来ないのかよー」
 「んー、まだ行きたくねえわ」

 「命」をひとつの「炎」だと見立てる、そんな小説を読んだことがある。
 オシャレだよな。
 小説では、そういう生命を維持するための運動が断たれてしまうことを「燃え尽きる」という。
 上手い言い回しだよな。日本って感じだわ。

 「来てくれ!頼む!コウノトリ!」
 「おい最後」
 「マジでお願いだって!!一生のお願い!」
 「とか言って他の奴にも『一生のお願い』使うんだろ」

 そして俺は今、死神に付き纏われていた。
 その死神はイメージとは違って見た目が結構人間に近い。
 真っ黒い服なのはそれと同じだが。
 ていうかこんなファンキーでいいのか?仮にも人の蝋燭の火を奪う奴らだろ。あと死神も一生のお願い使うんだな。

 「よくさあ、一日のノルマとかって言うじゃん?」
 「あー」
 「それが君なのよ、君が最後の一人なのよ!!」
 「だからって死にたくねえよふざけんな」


#2024.9.15.「命が燃え尽きるまで」
 創作です。長くなりそうなのでまた書きます。「最近こいつ書かねーな…」と思ったそこのあなた。
 テストが終わりまして(色んな意味で)。
 死神ともうすぐ死にさらされそうな男。

 そういやhzbnホテルってなんか夏休みくらいにシーズン2制作中じゃなかったでしたっけ?アマプラで観れるといいな。

9/12/2024, 1:36:18 PM

 本気だからこそ、大切にしたい。
 でも見せびらかして自慢したい。
 それだけの恋に焦がれた、少年がいた。

 少年はまだ幼く、何もない土地で蝶を見るのが好きだった。
 蝶はどこへでも飛べてしまう。
 そんな自由欲しさに、少年は蝶を追いかけたのであった。
 だが蝶というのは飛べるまでの時間が、成虫になるよりも長いと聞く。
 今まで憧れていたあの蒼く煌めき、どこへでも行ける翼は、己の想像していたものとは違った、のかもしれなかった。

 幼い少年の本気の恋は、熱しやすく、冷めやすかった。

 本気で恋焦がれ、追い求め、自分の理想を知った。

 そして時は経ち、少年は青年へと成長した。
 「鬼霊の蝶」という存在を知るのは、まだもう少し先の話であった。

#2024.9.12.「本気の恋」
 なんか「そうかそうかつまりきみはそんなやつなんだな」が出てきて焦りました。
 鬼霊シリーズ、動かしたいけど動かせない。
 【悲報】汚水藻野、やることが沢山ある。忙しいbusy!

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