2/27/2025, 12:57:55 PM
「この世界で一番可愛いものって何だと思う?」
と訊いたら、
「お前」
と即答された、あの昼休み。
【cute!】
2/25/2025, 10:59:32 AM
「ついに…この時がきたな」
「ああ…」
「荷物全部持ったか?」
「お前がいるから大丈夫」
「オレに二人分の荷物管理任せるな馬鹿ヤロー」
「そうだな」
「は?」
「あとその解釈、半分間違ってるぞ」
「え、じゃもう半分は?」
「言葉通りの意味」
「……っそういう話じゃねえだろこの人たらし」
「お前にだけだが」
「うっせバーカ!!!!……行くぜ、相棒」
「おう」
拳を突き合わせ、二人が向かうのは、
某「夢の国」。
【さぁ冒険だ】
2/24/2025, 10:30:48 AM
踏まれても踏まれても、強く、たくましく生きている、あの一輪の花。
しかし、その核はずいぶんと脆いことを、自分は知っていた。
だからこそ、寄り添いたいと思った。
一つになりたい訳じゃない。
ただ側にいたかった。
1+1のままで。この関係に答を出さないままで。
あの1が、真に強い、誰にも揺さぶられない1になるまで。
【一輪の花】
2/23/2025, 11:24:17 AM
アイツを生かす「魔法」を、死ぬ気で探す。
【魔法】
2/22/2025, 10:49:45 AM
あの日、アイツと寄り道した場所で見た虹。
遠くの雲の切れ間から差し込む光と雨粒が、はっきりと作り出した虹。
灰色の空を彩るあの七色のアーチは、まさしく「絶景」そのものだった。
しかもあの時、回りには誰もいなかった。
つまり、二人きりの「絶景」の記憶。
その事実が、余計に虹を綺麗に見せた。
…まあ、自分は、珍しく目を輝かせているアイツの横顔に釘付けで、虹のほうはあんまりじっくりとは見てなかったんだけども。
【君と見た虹】