11/19/2024, 10:14:39 PM
癒しを欲してたまたま手に取ったアロマキャンドルの香りが、あなたの匂いに似ていた。
【キャンドル】
11/18/2024, 10:28:57 AM
走馬灯に甦るは、何百もの想い出。
その全てに、お前がいた。
全てのお前が、愛おしかった。
こんなに、アイツのこと、大切だったんだな、俺。
もっと早く、きづけばよかった。
もっとはやく、きづいてあげられれば
【たくさんの想い出】
11/16/2024, 11:45:36 AM
離れていくのはいつも、大切なものばかり。
今日は、
一番大切だったものが、離れていった。
【はなればなれ】
11/10/2024, 2:16:30 PM
月見をしていた。
団子をつまみながら満月を見上げていると、頬を何かに触られる。
くすぐったくて、一度払いのけた。手に触れたそれはススキのようだった。
誰がこんないたずらを、と思い、ススキの差し出された方向を見ようとしたが、顔は満月から離れない。
その間にもしつこく頬をくすぐられるものだから、今度は少し強く払った。
「痛って…」という声と共に、目が覚めた。
驚いて横を見ると、恋人が頬をおさえて唸っている。
どうやらあのススキは、恋人の前髪だったようで、それを払った時に頬に当たってしまったらしい。
焦りながら謝ったが、結局機嫌は直らず。
自分はその日、恋人の機嫌を直すために奮闘しなければならなくなった。
【ススキ】
11/10/2024, 12:31:11 AM
あの人の、まぶしい笑顔。
と、
青白くなり、乾いたあの人の姿。
一日だって忘れたことはない。
海馬を引き剥がしたくなるほどのトラウマ。
よみがえる度、自責の念に駆られる。
【脳裏】