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2/18/2025, 10:28:52 AM

「そういえば、最近『好きな人』に書いた手紙のこと聞かんけど、できたん?」

「ああ~あれね、出来悪すぎて燃やしちゃった」

「また?もう4回目じゃん。いい加減直接言いなよ、誰かは知らんけど」

「えぇ~それはちょっと、恥ずかしいじゃん?」

「…ホントに分からんヤツだね、お前」

「そうやって呆れててもなんだかんだ付き合ってくれるから大好き」

「さいですか」


「…」

「……」



「………あは」

「うん?」


「…意外と、直接言えるもんだね、これ」


「………………え」




【手紙の行方】

2/17/2025, 11:06:52 AM

美しいから輝くのか、輝くから美しいのか。
自分には分からない。どちらでもいい。

今日もあなたは美しく輝いているから。



【輝き】

2/16/2025, 11:39:15 AM

屋上の風が肌寒くなってきて、目が覚めた。
どれくらい寝ていたんだろうとスマホを取り出す。すでに結構な時間が過ぎていた。


起きたくねえな、と寝返りを打つと、

すぐ目の前に、作り物かと思うほど綺麗な顔があった。


心臓が跳ねる。息が止まる。
一瞬で、目を奪われた。

眉一つ動かない寝顔。
自分が大好きな人間の寝顔。
ただひたすらに、美しかった。
まるで、その時点だけを切り取った芸術作品のように。




このまま、時間が止まればいいと思った。





直後に我に返り、頭を冷やそうと反対側に寝返りを打つ。
けれどしばらくの後、もう一度元の位置に戻る。


そして、一人占めをするように、その寝顔を自分の胸に寄せた。


【時間よ止まれ】

2/15/2025, 11:33:39 PM

あんなに静かだった家に、お前の声が響くようになった。
それだけで、こんなにやかましく、幸せな日々を送れるなら、もっと早く一緒に住んでいればよかった。
と、思ったり思わなかったり。


【君の声がする】

_______
お題【静かな夜明け】の後日談のようなもの。

2/14/2025, 11:56:33 AM

できなかったら罵倒され、できても当たり前のことのように扱われる。
称賛、感謝。そんなもの一度も受けたことない。
そんな人生だった。


だからあの時、



「ありがとう」


そう言って笑んだ君が、余計に眩しく見えたんだろう。



【ありがとう】

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