神様。
そんな存在は人が作り出した幻想?
それとも本当にいるの?
神様。
あなたが本当にいるなら、願いを叶えてくれますか ?
祈れば聞き届けてくれますか?
私はこの世というものに少し呆れています。
いや、私という存在に呆れています。
こんな私は罪深い人間なのでしょうか。
せっかく生まれてきたのに。
私は何度も何度もあの世へ行こうとしました。
でも、何故なんでしょう。
まだ、生きてます。
こうして、こんな馬鹿みたいな文章を書きながら、まだ生きてます。
不思議ですね。
あなたを何度恨んだ事でしょう。
多分、子供の頃あなたに嫉妬してました。
母と父は私よりあなたを選んでたから。
信仰というものは時に恐ろしく残酷で、体の傷は治ったけれど心はまだあの小さい頃のまま傷ついてるんだと思います。
神様。
私は辛いです。
兄妹もまだ傷を負ったまま生きてます。
でも、多少は前を向いている。
私を除いて。
置いてけぼりです。
私は。
どうしたらいいですか。
私は。
きっと自分で道を見つけないといけない。
分かってます。
昔より成長してきましたがやっぱりぽっかり空いてるんです。
昔のように泣き虫なままです。
たまに、あなたがいなければ良かったと思います。
あなたがいなければ私はこんなふうにならなかったと。
でも、きっと違う。
当てつけです。
母は母のままだったし父は父のままで。
同じような人生を送るのだと。
この家族は今のまま壊れてただろうし愛なんてなかった。
暴力も暴言もいじめも束縛も。
きっと、このまま。
このままで私は今のように育っているんでしょうね。
あなたが与えた試練はいつまで続くんでしょうか。
私は耐えられるでしょうか。
強くなれるでしょうか。
強くなろうと何度も努力しました。
でも、過去が私を縛ります。
引きちぎっても引きちぎっても私は1人じゃどうしたらいいか。
いつか、いつか、私も幸せになれるのでしょうか。
こんな私でも幸せになっていいですか。
神様へ。
あなたがいてもいなくても私はどっちでも構いません。
地獄があるかとか天国があるかとか。
私はどうでもいい。
でも、もう私はこれ以上は無理です。
過去に縛られるのも。
今の家族にも。
私自身にも。
これからどんな試練が待ってるのかが恐ろしいです。
でも、死ぬのはもっと恐ろしいと知っているからこそまだ私は生きてるんでしょう。
いつか、あの世へ行ったらあなたに説教してやりますよ。
小一時間ほど。
だから、ほんのちょびっとのあなたの祝福を私にください。
少しでも笑えるような安らぎを私にください。
努力するから。
お願いです。
私は、強くなりたい。
【⠀神様へ 】
私達は出来損ないの馬鹿だと。
蛙の子は蛙だなと小さい頃から父に言われてきた。
今もたまに言う父の本心は私には分からない。
分かろうとしていないだけかもしれないけど。
私は、傷ついてるのだと思う。
多分ね。
私は母のようには現実逃避出来ないし姉のようには親を見捨てられない。
兄のようには遊べないし妹のように誰かを心の底から愛せない。
家族の中で父に1番似ているのが私だ。
私は父のようになるのかな。
私は、生きていることが怖い。
本当は怖がりな人間だ。
生きていることに感謝している。
この世に生まれたことに感謝している。
でも、生きることは恐ろしい。
生きていればいい事があるし、楽しいことがある。
辛いことや悲しいこともある。
それが人生だと分かってる。
私は、死ぬことも生きることも怖い。
地に足がつかないかのように私は宙に浮いてるようだ。
フラフラふわふわ流れに身を任せるように。
私は考えすぎなのか。
それともこれは病気なのか。
私は弱いだけなのか。
私は壊れているのかな。
その答えは医者にも分からない。
きっと、答えは私の中。
たまに自分が分からなくなる。
初めから自分なんて存在ないかもしれない。
胸の中で頭の中で昔からこのブラックホールのようなどこまでも続く闇を抱えていつまで生きていくのかな。
あの空のように快晴の元へいつか行ける日がくるのかな。
答えを見つけなきゃ。
私という答えを見つけたい。
傷つくのは未だに慣れない時もあるけど私はそれでも生きてくよ。
だって、まだ笑えるから。
いつかあの快晴の空へ行ける時はとびきりの笑顔でいきたい。
胸を張って。
【 快晴⠀】
私はこれからも、ずっと自分を好きになれないだろう。
自分の嫌いなところや、醜いとこばかり見ていくだろう。
私はこれからも、ずっと下を向いて生きていくだろう。
人を蔑み、自分を蔑みながら生きていくだろう。
私はこれからも、ずっとこの世界に絶望しながら、自分に絶望しながら生きていくんだろう。
なんて。
でも、そんな生き方は本当は間違いだと心のどこかで分かっている。
分かっていながらも知らないふりをして生きている。
だって、その方が楽だから。
私はこの人生のたった1人の主人公。
終わらせる事も始まらせることも私次第だ。
でも今は真っ暗な迷路にぶち当たって迷子になっている。
暗闇の中を私は立ち止まっている。
右に行けばいいの?
左に行けばいいの?
それとも進む?
やっぱり戻る?
分からない。
今は分からないんだ。
後悔しない道なんてどこにも無い。
でも、進む勇気なんてこれっぽっちもなくて。
ただただ時だけがすぎていく日々に私は、自分を追いつめ絶望しているんだ。
答えなんて誰も教えてくれない。
それが人生。
私だけの人生。
私だけの物語。
私は、これからも、ずっと、きっと、道に迷い続けると思う。
でも、いつかそんな暗闇を抜け出して青空の元へ戻れることを私は信じてやまないだろう。
【⠀これからも、ずっと 】
君の目を見つめるとまるでこんな世界はどうでもよく見えてくる。
行きづらいこの世で自分という存在を探したい。
そんなことを思うよ。
【⠀君の目を見つめると 】
幸せの形はそれぞれ違う。
私は昔自分が世界一の不幸者だと思っていた。
だが、大きくなるにつれ私の考えは間違っていると知った。
ネットやニュース、教科書に書いてある歴史や本の中の世界。
様々なものを見て聞いてそれを感じとったからだ。
いきなり私の話になってしまうが私の過去について少し話そうと思う。
私は複雑な家庭の中で育った。
私は5人兄妹の1番真ん中に生まれた。
まぁ、子供が5人だなんて普通多いと感じるだろう。
私も同感だ。
母は愛を欲する人間だった。
それとお金も。
後、協会の信者だった。
家を空けることも多く小さい頃からほっとかれていたのを覚えている。
ほっとかれることは別に良かったが家に帰ってきたら機嫌が悪くなるのだ。
暴言を吐き物にあたり私たちにも当たり散らかす。
怪我が絶えなかった。
その暴力は保育園の頃から始まり小学校を卒業するまで続いた。
父はと言うと祖父からの会社を継ぎ仕事を必死にしていた。
家の事は母に任せっきりだったので母はそれで愛を欲する人間になったんだろうと今になって分かった。
だが、父は私達をあまりみてはいなかった。
まるで、私達は透明人間のように透かしてみているようだった。
父は帰ってきてお風呂に入りご飯を食べたら自室へ籠ってテレビを見ていた。
入学式も卒業式も来たことは無い人だ。
私が5年生か6年生だった頃激しいいじめにあった。
幼かった私はどうすることも出来なかった。
私は弱かった。
母に助けを求めたが、神に祈れと無理やり私を学校へ行かせた。
教師に手紙を書いて助けを求めても朝わざわざ家に押しかけ私を無理やり引っ張り出して学校まで連れて行った。
私は絶望した。
小さい頭で考えた結果笑えるかもしれないが、
初めて私は死について魅了されたのはその頃からだった。
でも、いざ実行に移そうにも結局勇気が出なかった。
そうしてる間に月日は経ちもう大人になってしまった。
母は私達からお金を欲すようになったしもう家族なんて形はほぼ無いに等しいが未だに私は親を見捨てられずにいる。
私は今でも取り憑かれているのだ。
親、兄妹、お金、愛、そして死について。
生きている意味を探している。
今でも生きている意味がわからないが死にたくないというのが最近わかったので今も生きている。
無駄な期待はやめ、淡々と生きている。
ここまでダラダラと私の話を書いてきたがこれが私の全ての物語ではないしまだ書ききれないほどあるが内容が内容なので書かないのが得策だろう。
世界を覗いたら私は世界一の不幸者では無かった。
こう考えるようになった。
帰る家もあるし親もいる。
それなりにお金もあるし今働いている職場は人柄がいい。
たまには幼かったあの頃の経験がフラッシュバックするが過去は過去だと割り切れるようになった。
たとえ心がまだ空っぽでも。
でも、世界は戦争や飢餓など沢山の人が生きたくても生きることの出来ない現状に立たされている。
過去の歴史を見ても同じことだ。
だから、私の悩みなんてちっぽけにみえる。
生きていれば何とかなるし何度でもやり直せるが生きていなければ意味が無いのだ。
私達は、まず生きなければならない。
その後で自分にとっての幸せを探していけばいい。
私のことを可哀想だとか悲劇のヒロインだとか笑うのもいると思う。
こんなポエムみたいな馬鹿馬鹿しい言葉を並べているだけのやつかもしれない。
だけど、私は生きるということは幸せになれるチャンスなんだということを伝えたい。
たとえ今絶望していても。
孤独だとしていても。
無気力になって自分はいらない人間だと感じていても。
貴方は素晴らしい。
ここにいていいんだと伝えたい。
貴方が貴方らしくいられる場所がきっとあるはずだ。
決断を急いじゃダメだよ。
だって、まだ幸せになってないのだから。
私のこの拙い文で誰かの力になれたら幸いだ。
【⠀幸せに⠀】