あいす

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4/6/2026, 4:26:55 PM

『この想いは満たされない。
私の心は満たされることがない。
ずっと空白を抱えたまま。
…当たり前だ。
この想いを一人だけで満たすことはできないのだから。
想いを相手と共有する勇気がない私には…』

「この想い」が何だったとしても、人の抱える想いって、他者の反応なくして満たされちゃくれないことが多い。行動原理は自分であっても、自分が満足できる結果って、人からの評価なことが多い気がする。それは協調性とかそういう話じゃなくて、大きく見れば私たちは周囲の人々の影響を受けずに生きられないから。

ひとと目を合わせるのは好き。話してるときとかに、こちらが目を合わせると逸らさないでいてくれる人には嬉しくなる。
あの人もそうだった。目が合っている間だけは、私の想いに空白なんて無かったのに…

-【君の目を見つめると】

4/5/2026, 6:08:37 PM

ひとりで過ごす夜が好き。
周りに寝てる人しかいない、私だけの空間を満喫すると、そろそろ寝ないと、とベッドに目を向ける。
電気を消して、イヤフォンを外すと、真っ黒の世界に無が流れている。
なにかとラジオを聞いて、声によって安らぎを得ようとする私だけど、こういう空っぽな時間が特別にさえ感じられる。でも空っぽな時間は私に考える時間を与えるから、いろんな事でうまっていって、空っぽはあっという間にぱんぱんになってしまう。
ぱんぱんになった考え事の断片を整理しているうちに、眠くなって寝てしまう。

…そんな今日の終わり。
家の屋根も雲も飛び越えたその先には、今日も星が輝いて見えるのだろう。何億年も前に放たれた輝きが。

-【星空の下で】

4/4/2026, 1:17:53 PM

例えば…。

「こないだの企画案についてなんだけどさ、○○○するのがいいんじゃないかなって」
「それでいいんじゃない?」

「明日のお弁当、おにぎりと唐揚げでいい?」
「それでいいよ」

「お母さん…。今日っ…、あいつと…喧嘩して…。あいつ、『もう嫌い、話したくもない』とかいうの…。ひどいよ。でも俺もっ、ひどいこと言っちゃった…。これから、どうすればいいんだよ…謝るなんて…」
「それでいいんだよ。その気持ちには充分誠意がある。だから、その気持ちをぶつけてあげたらどう?」

「それでいい」って聞くと、ある漫画(/アニメ)の主人公の「これでいい。」を思い出してしまい、感情じゃなくて理性で動く、目に光が宿ってないタイプの人が言いそうなセリフだな、と思ったけど。
考えてみると場合による。でも、それ「で」いいなんて言葉、私には似合わないだろうな。複数の中から「選んだ」選択肢だったなら、その選択肢と一緒になって生きてくんだから、相応の理由があってほしい。たとえそれが屁理屈でも。

-【それでいい】
しばらくぶりです。

3/25/2026, 3:04:43 PM

「ねぇ」
机に突っ伏して寝ていたところに声をかけられて、俺は驚いて顔を上げた。
「これ、キミの消しゴムでしょ。落ちてたよ」
「あ!…ありがとう」
「どういたしまして。じゃね」
「あっ、ちょっと。…聞きたいことあるんだけど」
「ん、なに?」
「なんかさ、あの日からも俺に随分と親切だよね。君、別に俺のこと好きじゃないのに」
「…あの時は、ごめんね。
…でも、あのときも言ったけど、私まだ恋って感情を認識できてなくてさ。そんなんで付き合ったら、キミを悲しませてしまいそうで、自分が困ると思ったんだ。エゴだよね。でも、これが本心。だから、せめてこれまで通りにキミと関わることが、私にできることかなって」
「……うん。…ありがとう」
…そんな君だから、好きになったんだ。

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私には一度だけ、告白されて付き合った子がいました。友達として好きだったから、いいよって言ったけど、最後まで彼に恋は出来なかった。中学生の時付き合いはじめて、別れたのは、高二の夏頃に、彼が『通ってる高校の子に告られた、その子の気持ちに応えたくなった』と言われて、断る理由がなかったからでした。
なんだか中途半端でいびつな経験だったようにも感じますが、女子校の中高に通い続けた私には早すぎたんでしょうか。
あのとき、告白で断っていたら、どんな風になったんだろうか、と考えてしまって、断った後の理想の関わり方を考えて書いてみました。
-【好きじゃないのに】

3/24/2026, 10:40:54 AM

今日も、うまくできなかった。
あの日、結局雨の中ずぶ濡れで帰ったあの日から、ずっとそう。
『今後も曇りの日が続きますが、ところにより急な雨が降ることがありますので、数日間は折り畳み傘を持ち歩くのが良いでしょう。…』
…そっか。
まるで、占われているみたいだ。
あの日から、私が空を見上げるといつも曇ってる。
…そんな。
心に何かがほこりみたいに積もってしまって、払いのける勇気がない。
晴れた空を見たら、勇気をもらえる気がして。

-【ところにより雨】
2月26日【物憂げな空】の続きです。

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